コラムColumn

2017/02/22

30代の妊娠と出産。出産リスクや胎児への影響は?

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35歳以上での妊娠、出産を高齢初産と言います。母体や胎児への危険が高まるといわれる年齢ラインです。20代のころは負担にならなかったようなことが、その年齢になってくると思わぬ出産リスクになってきます。また、自然妊娠の確率も年齢と共に下がってくるとか。

計画的な妊娠・出産をするためにも、そうしたリスクはあらかじめ知っておくことが大切です。事前にケアしておくことで軽減できることもあります。30代での妊娠と出産について、さまざまな角度から見ていきましょう。

30代の自然妊娠

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女性ホルモンの分泌が盛んなのは、20代から30代前半までです。35歳を過ぎたころから徐々に衰え始め、それと同時に妊娠の可能性も低くなっていきます。排卵していれば年齢は関係なく妊娠できると考えがちですが、卵子の質が落ちてくるとそれだけ妊娠へと至る確率が落ちていくのです。

30代の妊娠率は?

1回の排卵を1周期とし、子供を望むカップルが何周期で妊娠に至ったかを調査したドイツのデータがあります。女性の年齢が上がるほど、妊娠へ至るまでの期間が長くなるのですが、20代後半では5周期、30代前半では6周期なのに対し、30代後半になると13周期になります。妊娠まで一気に倍の時間がかかることに! それだけ妊娠率が下がってくるわけで、自然妊娠を望むなら30代前半までに子づくりを始めたほうがよさそうですね。

流産のリスクが高まる30代での妊娠

卵子が老化してくると、自然妊娠したとしても、出産へと至らず、流産の可能性も高まります。2529歳では11%、3034歳では10%とそう変わらないのに対し、3539歳では20.7%という確率で流産が起こるというデータもあります。

30代での妊娠率を高めるためにしたいこと

落ちてくる妊娠率を高めるために、ふだんの生活で気を付けたいことは、体を温めることや体力をつけておくこと、正しい食生活をすることなどがあります。そして、ストレスをためないことも大切です。ストレスは自律神経にダメージを与え、ホルモンバランスの崩れに結びつきます。女性ホルモンのバランスが整っていないと定期的な排卵も見込めません。自然妊娠を望むなら、こうした状況が不利に働くことは周知のことですね。

卵巣年齢を知っておこう

卵子の老化は、その他の老化と同じように人によって違います。そのため、30代での妊娠・出産を考えているなら、自分の卵巣年齢を知り、卵子の老化の進行度を把握しておくのがおすすめです。この検査は、アンチミューラリアンホルモン(卵胞の周囲から分泌されるホルモン)の値を調べることでわかります。血液検査でOKなので、早めの検査で妊娠計画を立ててはいかがでしょう?

30代の妊娠。胎児への影響は?

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肌や髪と同じように、体の組織の一部である卵子や精子も年齢と共に衰えていきます。見た目や体力が20代のころと変わらないと思っていても、生殖機能もそのままとは限りません。それだけ胎児のダメージにつながるリスクも高まります。どんなものがあるのか見てみましょう。

ダウン症のリスク

高齢での妊娠が胎児に及ぼす影響のなかで、多くの人が心配するのがダウン症です。ダウン症は、染色体の異常によって発症し、先天的な心臓疾患や知能の遅れなど、胎児に重篤な影響を与えます。こうした妊娠は、残念ながら年齢が上がると共に上昇。ダウン症の発生率として、20代では1000人に1人なのが、30代に入ると23人に増え、30代後半になると10人……つまり100人に1人ぐらいになるというデータもあります。

先天性の奇形のリスク

卵子の老化による染色体の異常は、ダウン症だけでなく、それ以外の先天性の奇形を引き起こすこともあります。たとえば無脳症。これはは、神経系の発達障害で、大脳が十分に成長せず死産になることの多い症状です。生まれてきたとしても、数日しか生きられません。

30代の出産、母体へのリスクは?

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妊娠中や出産時には、平常時と比べて大きな体力を要します。普通の生活をしているぶんにはOKでも、妊娠中にはつらく感じたり、長時間に及ぶ出産に体力が持たなかったりすることも。20代のころに比べると体力が落ちてくるので、たとえば階段の上り下りや家事など、なんでもないことが妊娠中にはしんどく感じるようになります。

体力が落ちるということは、それだけ妊娠中に母体にかかる負担も大きくなるということです。妊娠高血圧症や妊娠糖尿病など、妊娠が原因の病気にかかる率も30代になると高くなってきます。無理をしないことはもちろん、30代での妊娠・出産を考えているなら、ふだんから体力を維持しておくような努力も必要でしょう。

妊娠高血圧症

妊娠後期に入り、赤ちゃんが成長するにつれ、栄養を送るために母体の血流がアップします。このとき、血管が広がらず血圧が上がるため、高血圧になるのが妊娠高血圧症です。妊婦が高齢になるほど、血管の柔軟性がなくなるので、かかりやすくなります。

妊娠糖尿病

体内の血糖値が高くなるのが糖尿病です。ふだんは膵臓から分泌されるインスリンで血糖値の上昇を抑えています。それが、妊娠中には血糖値を上げるホルモンが分泌されるうえ、膵臓からインスリンが分泌されにくい妊婦もいます。これが妊娠糖尿病で、巨大児という胎児が大きくなりすぎる状態になったり、場合によっては赤ちゃんが低血糖になったりして、おなかの中で亡くなってしまうこともあります。

30代になると増える帝王切開での出産

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年齢と共に硬くなっていくカラダ。継続的にストレッチや柔軟体操をしている人は別として、一般的には筋が伸びにくくなり体の柔軟性が失われていきます。同様に、赤ちゃんが生まれるときに通る産道も、20代と比べ30代になると柔軟性に乏しくなるといわれています。

そのため、自然分娩で出産に挑んでも、産道が十分に開かず、途中で帝王切開になることもあるとか。24時間近くにも及ぶ分娩でも赤ちゃんが出てこず、最終的に帝王切開で出産するような妊婦もいます。こうした柔軟性は個人差によるところも大きいのですが、30代後半になると帝王切開になる確率が高まるようです。

30代の妊娠・出産のメリット

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高齢出産の年齢に達する30代での妊娠と出産には身体的なリスクは高まりますが、逆に人生経験を積んだからこその精神的な安定感があるというメリットもあります。20代のころは経験が乏しいので、妊娠・出産中に体験するさまざまな事態に余裕を持って対応できず、精神的に追い込まれてしまうようなことがあるかもしれません。

また、20代のときに比べると30代は経済的に有利なこともメリットに挙げられます。それだけ長く働いているので貯蓄も期待できますし、給与面でも20代のころより額が増えているでしょう。余裕を持って出産や育児に臨むことができるので、ますます精神的な安定感が生まれます。こうしたことからも、一概に若い20代のうちに出産した方が良いというわけでもないことがわかりますね。

計画を立てて挑みたい30代の妊娠と出産

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自然妊娠しにくくなったり、分娩時に体力的な問題があったりなど、30代の妊娠と出産にはデメリットもあります。自然妊娠や自然分娩を望むなら、20代のうち、せめて30代前半までには子づくりを始めたいところですね。でも、30代後半になったからと、むやみに恐れたり、自然な妊娠や出産をあきらめたりする必要はありません。

30代の妊娠・出産でも、しっかりと準備をして臨めば回避できるリスクも多いもの。子供を持つことを考えているなら、計画的に妊娠・出産しましょう。

 

参考サイト:

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