婚活で初対面をするとき、何より大事にしたいのが第一印象です。最初にいい印象を与えられるかどうかで、その後の展開が大きく変わることもあるのだとか。「人見知りだから不安」「緊張するとうまく話せそうにない」という方もご安心を。今回は、誰でもできる簡単な印象アップのコツをご紹介します。
第一印象は最初の7秒が勝負!
第一印象がもつ力は大きく、その人への評価に深く影響します。少しでも良く見せたいところですが、第一印象は最初のわずか6〜7秒で決まるといわれており、非常に短い時間で魅力を伝える必要があります。たった数秒で良いインパクトを与えるには、見た目で訴えるのがベストです。
まず目につくのが服装や髪型。おしゃれをするのもいいですが、清潔感は重要です。トレンドのヘアスタイルを狙ってボサボサにセットしたり、カジュアルすぎる服装にしたりするのは不快感を与える原因に。スーツやフォーマルウェアを着る必要はありませんが、男性ならジャケットにチノパンを合わせるくらいが好印象でしょう。女性はワンピースや膝丈のスカートなど、上品なスタイルがおすすめです。
自分らしさを知ってもらいたいからといって、あまりに個性的なスタイルで臨むと最初から結婚相手として対象外になりやすいので、控えめにしておくほうが無難です。デートを重ねていくにつれて、徐々に個性をアピールしていくとよいでしょう。
一番大切なのは笑顔
服装や髪型は完璧でも、肝心の表情が曇っていては相手を不安にさせてしまいます。緊張しているとうまく笑顔をつくれないかもしれませんが、口角を上げるように意識して笑顔を心がけましょう。素直に「緊張しているので、無愛想に感じられたらすみません」と一声かけるのも一つの手。初対面では相手の心まで読み取ってもらえないので、悪印象を与えないために工夫を凝らしたいですね。
初対面では“おでこから胸元まで”を念入りに
初対面で念入りに身だしなみを整えておきたい場所が、おでこから胸元にかけての“フォーカルポイント”と呼ばれる場所。ここは第一印象を決める場所だといわれているので、対面する直前に鏡でチェックし、しっかりと整えておきましょう。
特に、女性の場合は髪やメイクにとらわれがちですが、意外と手を抜いているのがデコルテライン。男性から見られやすいポイントであるので、肌荒れしていると目立つ部位でもあります。日頃から鎖骨周辺まで丁寧にケアしておきましょう。また、胸に自信があるからといって、あまり胸元を強調するような服装は考えものです。結婚につながる可能性を考えて、清楚な印象を心がけましょう。
男性の場合は、襟ぐりが汚れたシャツを着ていかないようにご注意を。ネクタイをしている場合は、締め方やデザインもチェックされやすいので、品のあるものをきっちりと締めておきます。意外と目立つのが、ヒゲの剃り残し。大切な日なので丁寧に剃っておきましょう。
話すときは表情や声のトーンも意識して
心理学名誉教授のアルバート・メラビアンが提唱した『メラビアンの法則』によると、人は感情や態度のコミュニケーションにおいて、言葉そのものよりも表情や声の調子を重視する傾向があるそうです。
メラビアンは、「好意の合計 = 言語による好意7% + 声による好意38% + 表情による好意55%」という等式を生み出しており、人と人が好意や反感について語っているときに、この等式があてはまると考えられています。
気持ちを込めてゆっくりとやさしく伝える
婚活での会話は、相手に好意を伝えることが大切です。会話をするときは、表情や仕草を利用して感情を効果的に伝えましょう。例えば、「爽やかですてきですね」と言いたいときに、下を向いていたり、ボソボソと言っていたりしては本心が伝わりません。穏やかな笑顔とやさしい声のトーンを意識して、少しゆっくりめに話しましょう。すると、言葉に自然と感情がこもり、相手に好意が伝わりやすくなります。
「ミラーリング効果」を利用する
初対面して相手を気に入ったなら、その日のうちに少しでも好感をもたれるようにしておきたいところ。相手に自然と好きになってもらいたいときは、心理学の「ミラーリング効果」を利用してみるのはいかがでしょうか。
ミラーリング効果とは、話し方や表情、仕草などを真似したり、相手の発言を繰り返したり、喜怒哀楽を共にしたりすることで好感を抱かれる効果のこと。相手と同じ行動をとることで同調効果を狙う方法です。これは、あくまでさりげなくするのがコツ。こちらの思惑がバレるほど露骨にすると、不快感を示されることもあるので注意が必要です。
どんなふうに使えばいいの?
試してみると簡単なようで難しいミラーリング効果。相手の発言をそのままオウム返ししていては、簡単にバレてしまいます。好感を持たれる真似の仕方を覚えておきましょう。例えば、相手が注文したものと同じものを頼み「私もこれ、好きなんです」と言ったり、相手が洗ったタイミングで笑ったりすると、真似に気づかれることなく「なんだか気が合うな」と思われるでしょう。
男性は結婚への意識をさりげなくアピール
結婚につながるかもしれない出会いでは、相手に将来を想像させるような会話をしておきたいところ。初対面で将来の話というと重たくとらえられる印象ですが、婚活を通しての出会いであれば将来を考えていて当然のこと。特に、結婚願望のある女性にとって、男性が自分から結婚観を語ってくれるのはうれしいことです。どんな家庭にしたいか、子どもは何人ほしいかなどをこちらから話すと、相手の考えも聞き出しやすいでしょう。
ただし、相手の女性が35歳以上なら、子どもに関する話題はふれないほうが無難です。相手の女性が妊娠に不安を感じる年代の場合は、自分から話してくれるのを待ちましょう。
真剣に考えていることが伝わる言葉で
結婚の意思をアピールするといっても、「運命の人に出会えたかもしれません」といった女性慣れしたような言葉や、「とにかく早く結婚したいんです」のような焦りを感じさせる発言は、相手に不快感を与える可能性が。「真剣にお付き合いできる女性を探したくて」と真摯な言葉を選び、将来についてしっかりと考えている意思をアピールしましょう。
女性は「こんな人が奥さんだったらいいな」と思わせる工夫を
男性はロマンチストな生き物。結婚を目的とした出会いであっても、まずは相手に恋愛感情を抱きたいものです。女性が婚活で男性にアプローチするなら、彼女として、そして妻としてふさわしい女性であると感じてもらうことが大切です。仕事や年収が気になりますが、いきなり聞くと興ざめされてしまうので、そうした話題は時間をかけて聞き出しますしょう。
男性にはわかりやすいアピールが効果的なので、趣味の話題になったときは、料理や掃除、裁縫などに関する家庭的なエピソードを伝えましょう。美容やファッションなどお金のかかりそうな話は控え、節約上手なところを話に組み込むのも手段の一つです。
エチケットブラシで女子力アピール
相手のスーツやジャケットに埃を見つけたら、エチケットブラシなどでさっと取り除いてあげましょう。アピールしたいときは、実際に埃が付いていなくてもできるので、持っておくと便利なアイテムです。ブラシをかけるときは、人目のつかないようにさっとやってあげるのがポイント。周りの目や相手の立場を考えて行動できる女性であることを印象づけられます。
大切な出会いに備えてテクニックを身につけておこう
第一印象は出来るだけよくしておきたいものですが、最初の7秒で失敗しても、その後にメラビアンの法則やミラーリング効果を利用したり、結婚を意識した話題や工夫をしたりすることで、印象アップが期待できます。大切な出会いに備えて、テクニックを覚えておいてみてはいかがでしょうか。
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