恋の悩み相談

【年収1000万円の男性と年収450万円の男性】結婚して正解なのはどっち?

いまどきの女子学生に将来の夢を聞くと「専業主婦になりたい!」と答える人が多いとか。信じられないけど、大学の教授らが語っているので、嘘でも誇張でもなさそうだ。

 

「結婚相手は年収600万円以上でなきゃ」という女性も多いと聞く。この説が年収600年以下の男たちを嘆かせ「ああ、俺は結婚できない」と落胆させたりするらしい。そんなの真に受けなくていいのに。600万円の根拠は、年収300万円くらいの女性が「自分の年収の2倍以上の人と結婚すれば、仕事をやめても今のレベルの生活を続けられるはず」という思惑だろう。

 

これまで20年以上ライフプランやマネープランのアドバイスをして、老若男女いろんな人の人生とお金を見てきた。で、思うのは、「専業主婦」願望は、大いなる誤解によって引き起こされているんじゃないかということ。そこのところを解き明かしてみたい。

 

今回比較するのは、次の2つのケース。
①専業主婦になりたいから相手は高収入でなきゃ! と年収1000万円の男性を選ぶケース
②結婚しても働くつもりだし収入にはこだわらない、と年収450万円の男性と結婚するケース
お楽しみください。

<著者、中村先生のご紹介>

中村芳子 ファイナンシャルプランナー

  • 有限会社アルファアンドアソシエイツ 代表取締役
  • 日本で第1号の女性ファイナンシャルプランナー

早稲田大学卒業後、メーカー勤務を経て、秘本で最初のFP会社に入社。複雑な金融や保険を、わかりやすく説明する記事や公園に定評がある。お金から見た「女の生き方」についてのコメントも人気。

<主な著書>

  • いま、働く女子がやっておくべきお金のこと(青春出版社)
  • 結婚までに、やっておくべきお金のこと(サンマーク出版 文庫)
  • 女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方(三笠書房)

など他多数

【登場人物に関して】年収の違う2名の男性

年収400万円の女性が、友人の紹介で、あるいは趣味を通じて、あるいは婚活をして、ふたりの男性と知り合ったとする。ひとりは年収1000万円の明夫、もうひとりは年収450万円の真一。それぞれに違う魅力を持っている。

<年収1000万円の明夫>

明夫は一流大学を卒業して金融系の会社に勤めている。はっきりは言わないが、結婚して子どもが生まれたら、仕事を辞めて家庭に入ってほしい、と望んでいるようだ。彼の父親は大企業の役員で、お母さんは専業主婦として彼を育ててきた。

<年収450万円の真一>

真一はメーカー勤務。父親は中堅企業の会社員、母親は公務員。結婚しても女性は仕事を続けるものと考えている。留守がちだった母に代わって、弟と妹のためによく食事をつくったといい、肉じゃがとオムライスが得意料理だ。

 

今までは友人として気軽に付き合ってきたが、明夫も真一も真剣な交際を望んでいる。結婚を前提としてお付き合いするなら、二股かけるわけにはいかない。30代で出会って交際を始めると、結婚まで1年以内というのが多いのだ。さあ、どうする。

結婚するならどっち?年収1000万円の明夫との予想と現実

<住宅>

まず、1,000万円の明夫と結婚して、専業主婦になったときの暮らしをシミュレーションしてみよう。自分の2倍以上の収入がある男は、キラキラして見える。服装はお洒落で、さりげなくお金がかかっている。自分のお金ではなかなか行けない、高級なレストランで食事をご馳走してくれる。

 

彼は、家賃20万円のお洒落な街の2LDKの賃貸マンションに住んでいる。あなたの1DKのアパートに比べたら、広々として小綺麗だ。家具やカーテンもワンランク上。彼と結婚したら、このマンションで十分ふたりで暮らせる。子どもが生まれたら、もう少し広いところに越せばいい。

 

誤解1:1000万円男と結婚したら、広いきれいなマンションに住める

現実1:子どもが生まれたら郊外へ引越し。家賃はいまより安く

<子育て>

彼が独身のいま、都心の2LDKマンションの月20万円の家賃を払える。結婚後、妻が働いている間(妊娠・出産まで)は、ふたりでそこに住み続けられる。でも妻が仕事をやめ、子どもができたら月20万円は払えない。たぶん月15-16万円くらい。つまり、都心から郊外へ引っ越すことに。通勤30分だったのが1時間以上に。都内で月15万円の家賃だと2DKくらいの広さがふつう。2LDK以上の広さを望むなら、駅からバスの立地か、古い物件にがまんすることに。 

 

誤解2:赤ちゃんが生まれたら、親子3人で楽しい暮らし

現実2:家族なのに一緒にすごせる時間は、ほんのわずか!

<生活>

郊外に越すのはうれしくないけど、「赤ん坊が生まれたら、親子3人で楽しい時を過ごせる!」と期待していたのに、彼の帰りは毎日遅い。年収1000万円の仕事はハードなだけでなく、長時間ワークや仕事の後の付き合いが要求されることが多い。30代前半から年収1000万円の男を何人か知ってるが、帰宅はいつも深夜、休日出勤もふつう、という輩が多かった。

 

すると妻は、朝の7時に夫を見送ってから夜12時まで、赤ん坊とふたりきりで過ごすことに。昼間は子育てサークルや児童館などに足を運べばいいが、夕食後はずーっと彼の帰宅を待つ暮らし。子どもが寝ている間に、テレビやネットを眺めたりSNSに書き込んだりはできるけど…

 

家事と育児はほぼ100%妻の仕事。彼は休日に手伝おうとしてくれるけど、くたくたに疲れているから、つい「いいよ私がやるから、あなたはゆっくり休んでて」と言ってしまう。でも、本当は赤ん坊にも私にももっとかまってほしい!

結婚するならどっち?年収450万円の真一との予想と現実

次に、450万円男と結婚して仕事を続けるケースを考えてみよう。

<住宅>

真一は1DKの木造アパートに住んでいる。結婚してここに同居するのは狭すぎるから、ふたりの通勤を考えて、2DKくらいのアパートかマンションを借りるのが現実的。家賃は13万円くらいが妥当だろう。

 

誤解1:結婚したら、家事で大変になる

現実1:結婚したら、あれあれ、生活が楽になった

<子育て>

家事は女がやるもの、というのは昭和の時代までの古い価値観、生活習慣。21世紀になっても、この考えに囚われる男女がまだいるのに驚かされる。この考えにとらわれなければ、男も女もずっと楽になる。ひとり暮らしの家事の量を10とすると、ふたり暮らしになったときの家事の量はせいぜい1.5倍の15くらい。掃除・洗濯・買い物・料理などは、ひとりがふたりになっても負担は2倍にはならない。

 

これを折半するとそれぞれ7.5ずつ。夫も妻も結婚前より25%家事の負担が減ることになる。年収が同じくらいだと自然に「家事はふたりでするもの」という雰囲気になりやすい。料理好き、掃除好き、アイロン好きの彼もいる。うれしい誤算?

 

誤解2:赤ん坊が生まれたら、すごい大変になる

現実2:保育園と長時間労働をクリアすれば、赤ん坊のいる生活は楽しい!

<生活>

マスコミは「子どもがいて働き続けるのすごく大変!」というメッセージを流し続けるが、洗脳されてはいけない。子どもは楽しい面白い。子育ての喜びはぜひ父親にも味合わせたい。共働きのよいところは、協力しながらふたりで子育てができるところ。保育園やベビーシッターなど第三者の協力も仰ぎやすい。母親ひとりで背負わなくていいので煮つまりにくく、忙しいながら気持ちに余裕が持てる。

 

日本の家庭は「父親不在」と、日本に住む多くの外国人が指摘しているが、共働きはパパの役割が大きいから不在になりにくい。保育園への送り迎え、お風呂、オムツ替え、公園、なんでも。ママの残業や出張のときは、パパの実力の見せ所だ。保育園に入りにくい、残業が多いという問題があると大変だが、作戦を立てれば乗り切れるし、制度はどんどん改善されつつある。

 

ここで、共働きカップルへのアドバイスをひとつ。大変だから子どもはひとりでいい、というのはむしろ逆。忙しいからこそ子どもはふたり以上がいい。子どもひとりだと、始終親がかまってやらなくてはいけないが、ふたり以上だと子ども同士で遊んで面倒を見合う。最初の数年はちょっと大変だけど、ぜったいふたり以上がおすすめ。

 

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いかがでしょうたでしょうか?

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「完全版」にはこんな比較観点が・・・

  • 自分が自由に使えるお金(お小遣い)が多いのはどっち?
  • どんなマイホームが手に入る?
  • 子育て、子どもの教育や費用はどうなる?
  • 毎日の暮らし、友人たちとのお付き合いはどうなの?
  • 休日・趣味・娯楽は?どんなことができるのだろうか
  • 自分自身のための時間はどのくらい持てる?
  • ほっとけない親の介護!どう支援する?
  • 老後の生活はどうなるの?年金はいくらぐらい?
  • 夢も大事!人生の広がりはどうなっていく?
  • まさかの離婚!?養育費や慰謝料はどうなる?
  • こどもとの接し方は?どういう傾向がある?
  • 家計をシュミレーションしてみました!明夫との生活vs真一との生活を家計簿で比べてみよう
  • 著者、ファイナンシャルプランナー中村芳子より補足

 

 

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こいとりライター

ファイナンシャルプランナー中村芳子
有限会社アルファアンドアソシエイツ代表取締役。日本で第1号の女性ファイナンシャルプランナー。早稲田大学卒業後、メーカー勤務を経て、日本で最初のFP会社に入社。6年後に独立、1991年、アルファ アンド アソシエイツ設立。複雑な金融や保険を、わかりやすく解説する記事や講演に定評がある。お金から見た「女の生き方」についてのコメントも人気。   <主な著書> いま、働く女子がやっておくべきお金のこと(青春出版社) 結婚までに、やっておくべきお金のこと(サンマーク出版 文庫) 女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方(三笠書房)

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