胸キュン

30歳を過ぎると共感できる!「ロングバケーション」から学ぶ30代女性の恋愛

気づけば30歳。会社ではいつも「先輩」。若い男性からの目は、どうしても「年上の女」。私だって、本当はいつまでも女の子扱いされたいのに……でも、もうそんなこと大胆に言える歳じゃない。そんなもどかしさに悩んでいるあなた──。20年前に大ヒットしたドラマ、「ロングバケーション」をご存知ですか? 30歳を過ぎたいま観ると心にグッとくるこの「ロングバケーション」から学ぶ、30代女性の素敵な恋愛をご紹介します!

 

 

あのころは中学生。社会現象を巻き起こした「ロンバケ」、知っていますか?

当時中学生くらいだった30代女性から、じわじわと再び人気を集めている「ロンバケ」。リアルタイムで観ていた方も、多いのではないでしょうか。主演は木村拓也と山口智子。1996年の春に毎週月曜日、フジテレビ系の月9枠で放送されました。

 

主題歌は「まわれま~われメリーゴーランド」のフレーズでおなじみの、久保田利伸の『LA・LA・LA LOVE SONG』。平均視聴率は29.6%と、最近では考えられないような高視聴率です。「月曜日はOLが街から消える」と週刊誌などで言われ、木村拓也演じる「瀬名」に影響されてピアノを習い始める男性が増えるなど、「ロンバケ現象」と呼ばれる社会現象を巻き起こすほどの人気を博しました。

 

描かれるのは、結婚式当日に花婿に逃げられた31歳の女「葉山南(山口智子)」と、ピアニストを目指す24歳の男「瀬名秀俊(木村拓也)」の恋愛模様。物語は、白無垢(しろむく)姿の南が瀬名の家に乗り込んでくる場面からスタートします。

 

結婚式の時間が迫っているのに、いつまでも姿を現さない婚約者・朝倉を探しに走ってきた南。その婚約者の家にいたルームメイトが、瀬名だったのです。ひょんなことから始まったふたりの同居生活。同じ時間を過ごすうちに、次第にかけがえのない存在となっていく様子が、淡く、そしてコミカルに描かれています。

 

まずは主要人物をチェック!

https://twitter.com/CRAZYFIVENmappy/status/807081549589975040?lang=ja

 

【葉山南/山口智子】
婚約者の朝倉に逃げられ、朝倉と瀬名がルームシェアしていたマンションに転がり込む。美人だが中身はかなりサバサバしており、いつも元気で明るいところが魅力。余計なことを言ってしまうところがあり、最初は「年下の男には1ミリも興味ない」と瀬名ともケンカばかりしていたが、徐々に瀬名に魅かれていく。所属するモデル事務所をクビになり、途中からカメラマン杉崎哲也のアシスタントとして働く。
【瀬名秀俊/木村拓哉】
日本芸術大学を卒業後、大学院入試に失敗し音楽教室のバイトで生計を立てるピアニスト。南の婚約者・朝倉と同居しており、朝倉がいなくなったあと、南と一緒に住み始める。大学の後輩奥沢涼子(松たか子)に想いを寄せていたが、次第に南のことを意識し始める。いつもぶかぶかのスーツを着ており、性格もシャイでなかなか自分の気持ちを伝えられない不器用な男。クールな役の多いキムタクには珍しく、少しダサい感じがある。
【小石川桃子/稲森いずみ】
南と同じモデル事務所に所属する後輩、ももちゃん。いつも南と一緒に行動しており、毎回必ず登場する。空気が読めず、マイペースな不思議キャラ。天真爛漫(てんしんらんまん)で嫌味のないももちゃんだが、いつもさらっと良いことを言ったりもする。かっこいい男性がいたら「とりあえず寝たい」と言うほど、自由奔放な女性。
【葉山真二/竹野内豊】
南の弟。かなりのチャラ男で、性格も南に似て非常に明るい。氷室ルミ子(りょう)と交際していたが、瀬名の後輩奥沢涼子に出会い、良い感じになっていく。
【佐々木教授/森本レオ】
日本芸術大学の教授。瀬名のことを何かと気にかけ、音楽教室のバイトを紹介したり、コンクールへの出場をすすめたりする。
【杉崎哲也/豊原功補】
プロカメラマン。モデル時代の南のファンだったこともあり、自分の事務所でアシスタントとして南を雇う。南に想いを寄せ、「結婚したい」と告げる。

 

アラサー女子から共感の嵐!数々の名場面に映し出される、30歳の恋の悩みとは

 

アラサー女子にとっての「ロンバケ」最大のみどころは、30歳を過ぎた南の揺れる乙女心。普段は強がってばかりいるけど、本当はだれかに守られたい。大好きだと言われて、安心したい。でも、7つも下の瀬名を想う気持ちも、止められない。

 

「いまになって、痛いほど気持ちが分かる……」「まさか20年後の自分が、南と同じ悩みを抱えることになるなんて」そんなアラサー女性がうなる「ロンバケ」の共感ポイント、ため息が出るほど身に染みるセリフ、いっきにご紹介します!

 

杉崎さん、いつも私のこと“南ちゃん”って呼ぶじゃないですか。女の子になったみたいで、ホッとします。いつも先輩やって、年上の女やって、いろいろやって、疲れます。30過ぎて1人でつよがりばっか言って、やることおやじみたいになっちゃって、私もやっぱり……疲れます。(南)
これは、南がカメラマンの杉崎さんに言ったセリフ。普段は明るくいっさい弱音を吐かない南が、珍しく弱い部分を見せた場面です。「いつも30過ぎの女として頑張っているけど、本当はそんなに強くない」。そんな南の本音に、うんうんと共感する女性も多いでしょう。これを聞いた杉崎さんは、思わず南を抱きしめます。自分より大人な杉崎と一緒になれば、安心できる。でも、頭の中は瀬名のことでいっぱい。そんな南の切ない恋心にも、思わずため息が出てしまいます。

 

私たち、流行りのオシャレな服着て、胸なんか寄せて上げちゃったりして、仕事して自立して、いわゆる大人の女ってやつやってるじゃないですか。でも中身は女の子のまんまなんですよね。ときどき、ぶっかぶかの靴履いてるような気がするよ。(桃子)

 

南の後輩ももちゃんが言った、大人の女性に刺さるひと言。子どもを卒業し、仕事をして、社会的には大人になって……でも、中にはいつもでも「女の子」の部分が残っている。そんな、大人の女性ならだれもが感じたことのあるもどかしいキモチを、“ぶっかぶかの靴”と上手く表現しているところが素敵です。いくつになっても、「女の子扱いされたい」「だれかに守ってもらいたい」という想いは、みんな一緒なのですね。
人ってさぁ、だれか好きになって、その人が自分のこと好きだと、きっと、素直になれるんだね。(南)

 

人を好きになることにおく病になってしまっている人にグッとくる、南のこの言葉。大人になると、傷つくのを恐れて自分の気持ちを相手にストレートに伝えることがどんどんできなくなってしまいますよね。相手が自分のことを想ってくれていることが分かれば、自分も素直になれるのに……と、非常に共感できるひと言です。この言葉を受けて「え、どうして?」と聞いた瀬名に対し、南は「ほっとするんだろうね」と答えます。30歳を過ぎると、やはり「ほっとしたい」「安心したい」という気持ちが先に来てしまうのかもしれません。

 

ロンバケには、ほかにも恋に効く名言がいっぱい!

さまざまな登場人物の恋愛模様を描く「ロンバケ」には、思わず感心してしまう名言がまだまだいっぱいあります。本当に大切なものは何なのか、友情とは何なのか、どう生きていったら良いのか。あなたの心のモヤモヤを解くヒントが隠されているかもしれない言葉たちを、おまけでご紹介します!

 

ポエマー瀬名。さりげなく放つ言葉が妙に深く、そして、その不器用さに少し安心する

「オレさ、いつもいつも走ることないと思うんだよね。ほら、あるじゃん、何やってもうまくいかないとき。何やってもダメなときって、ね。そういうときは、なんて言うのかなあ、言い方変だけど、神様がくれたお休みだと思ってさ、無理して走らない、焦らない、頑張らない。自然に身をゆだねる」
「(涼子)先輩、何でピアノやってるんですか?」「(瀬名)好きだから」「(涼子)苦しくなったりしないんですか?」「(瀬名)そりゃするよ。続けるってそもそも大変じゃない。何か戦ってるみたいで。やめちゃうとそこで終わっちゃうから。でもほんとに愛してるんだったら、辛いときも一緒に過ごさないとダメかなあと思って」

 

一度すべて観終えたら、二周目は“ももちゃん”のセリフに注目すべし!

「私、男女の友情って無いと思います。前にも言ったけど、男女の友情っていうのはすれ違いつづけるタイミング、もしくは永遠の片思いのことを言うんです。たま~に、すれ違いつづけるタイミングって思ってて、永遠の片思いってこともありますけどね~」
「逃げ場ないですからね。でも好きだからケンカするんですよ。もっともっと分かってほしくて、もっともっと愛して欲しくて、もっともっと分かりたくて、もっともっと近付きたくて。ホントはうれしいのに怒って見せたり、ホントは悲しいのに平気なふりしてみたり」

 

あのささやきボイスがたまらない。良い味出し過ぎな佐々木教授の言葉たち

「君は自分自身にもっと素直になればそれでいいんです。もちろん、みんなの前である必要はありません。だれかの前。だれかの前だけで、いいんです。女々しいというのは、素直という意味なんです」
「恋っていうのはねぇ、とてもテンションの高いものなんです。だからみんなそれが一番大切なものだと思ってしまうんですが、でも僕は……少し、違うと思うんだなぁ。そばにね……そばにいる人を大切にしなければいけない。やはりね……部屋で待っててくれる人を、大切にしなければいけないんです」

 

神様がくれたお休みを、あなたにも

 

いかがでしたか? 30歳を過ぎたら、「周囲の恋愛を応援する立場にならないといけない」「なんとかして結婚相手を見つけないといけない」なんて思っているあなた。「ロンバケ」を観れば、「純粋に人を好きだと想う気持ち」「自分に素直に生きること」を思い出せるかもしれません。一度「大人の女」であることを忘れて、ぜひ今度の週末は、南、瀬名と共にゆっくり過ごしてはいかがでしょうか。

 

参考サイト:

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こいとりライター

たけし
その恋、可笑しくて、いとおしい。 セクシー不足の25歳。身長149cmの未発達ライター。「迷っている人の背中を押したい!」と、突然販売スタッフを卒業。現在は求人広告のコピーライターとして、第二の故郷・大阪の地で奮闘中。好きなタイプは、うす顔と適度なひねくれ者。クスッと笑えて、でもなぜだか心が温かくなる。そんなアラサー女子の恋を、キレイすぎない言葉でそっと応援します。

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