恋愛成就研究ラボ

【浮気男に引っかからないための6つのテクニック】恋愛成就研究ラボ①

(私の名前は美山エン子。今日は人生で最悪の日。半年付き合っていた彼氏の恵一に二股をかけられていたことが発覚したのだ)

 

出張中の彼が浮気相手に送るはずだったLINE……
《昨日は楽しかった! ゆみこ、すげー可愛かった》
《また、お泊りしような》

 

こんなLINEが、今朝、私の携帯に届いた。

 

(今日は、仕事が手につかなかった)

 

「こんな日は家に帰りたくない」

 

こうして恵比寿の街をあてもなく徘徊するうちに、バー・ラビリンスという看板に目が留まりにドアを開いたのでした。

 

(とりあえず今日は飲んで忘れよう)

 

私は一人でどんどん強いお酒を頼み、あっという間に酔っぱらってしまった。
恵一とのLINEのやり取りを見返すと、涙があふれてくる。

 

その時だった。

 

「なーに、こんなところで悲劇のヒロイン演じてるの??」

 

見るからにドS風のメガネをかけた女の人がいた。

 

「酔わせてケロ……。今日は人生最悪の夜なんだっぺ」

 

「ぷっ!! かわいいーー!! アンタ見るからに地方から出てきた純朴少女丸出しね! そして……恋愛下手そうね。特別にこの如月 京子(きさらぎ きょうこ)様が相談にのってあげるわよ」

 

(もう、誰でもいい。この人にこの気持ちを吐き出しちゃおう……)
「私、二股かけられてたんです。大好きだったのに」

 

「ふーん。二股ね。いわゆる、浮気することをいとわない最低男に引っかかったわけね」

 

「それは違います。彼は、今までこんなことしたことがないって言ってるんです! 私の魅力が足りなかったから彼が浮気しちゃったんですかね」

 

「バカね! 浮気を許す女の特徴、自分のせいにして解決! を選んじゃだめよ」

 

「でも、彼は浮気するように見えないし。私、仕事も忙しかったし」

 

「アンタどこまでいい人でいる気なの?? その男が真性の浮気男かどうか私が見極めてあげる。初めてだなんて言い訳してまだ関係を続けようとする男なんてだいたい根っからの浮気男が多いのよ!

まず聞くわ! その男と、どこで出会ったの??」

 

「友達の友達に呼ばれた合コンです」

 

「はー、クロっっ!!」

 

「よーく覚えておきなさい。浮気男に引っかからない方法。まずはその男とどこで出会ったの!? 」


 

 

その1. 「2度と会わなくてもいい場所で会った彼はキケン!」

簡単に言うとね。ナンパ、クラブ、出会い系のSNSなんか。あとは、知り合いの知り合いが開いた合コンやパーティー。遊び目的のチャライ男ほど、もう2度と会わなくても差しさわりのない出会いを求めているのよ。

 

それに、あなたが信用できる彼と共通の知り合いが、その場にいるかも大切よ。彼女や奥さんがいるってあなたに教えてくれる人がいれば、引っかからずにすむわよね。
その情報をくれなかった友達なんか信用できないから、今すぐに縁をきりなさい!

 

(そういえば。合コンを主宰してくれた知り合いの知り合い……。 あれ以来会ってないよね)

 

「恵一って、いわゆるチャラい男ではないですよ! 出会いは確かに不純だったかもしれません。
でも、合コンでもたくさんしゃべるタイプではなかったんですよ! どちらかというと、優しいキャラっていうか」

 

「へー。なんでそう思ったの?」

 

「あんまり知り合いのいない合コンだったから不安で、キョロキョロしてたんです。そしたら、彼と目があって。一見とっつきにくそうだったのにニコって笑ってくれたんです」

 

「はい、でたー!!」

「目があった女に微笑みかける男はチャラいの法則~!」

 

「え? そんな……」

 

その2. 「目があった女に微笑みかける男はチャラいの法則」

とっつきにくそうな彼。困っている自分を見つけてくれて、自分にだけ微笑んでくれた!だから、彼は優しいはず。……なんて、少女マンガの世界だけ。騙されないで!

むしろ、女に微笑む余裕と自信のある男だと身構えた方がいい。よーく観察して、誰にでも微笑んでる男はヨン様じゃなくて単なるヤリチン!

 

(如月さん、例えがだいぶ古いけど……。何歳なのかな)

 

「あんた、今、私のこと年増って思ったわね?」

 

「そ、そんな。」

 

「小娘が! 100万年早いわよ! 私はね、結婚を3回もして人生の酸いも甘いも味わってるの。特に、男に関してはね」

 

(さ、3回。やっぱりこの人は恋愛マスターだった!)

 

「あんたの名前、まだ聞いてなかったわね」

 

「美山エン子です。エン子って呼んでください」

 

「私のことは京子様でいいわよ」
「他にも京子様に聞きたいことあるでしょ??」

 

「はい、じゃあ、むしろ初対面で目があっても、そらすくらいの男のほうがいいんですか??」

 

「外国人なら話は別よ。日本人ならちょっとそらすくらいの方が無難よ。大事なのはその目が”自分にだけ”向けられているかどうかをきちんと見極めること!! 合コンならその場でしっかり観察。初デートでも、街の女に同じような視線を向けてないか見極めなさい」

 

「ほ、ほかにも浮気男を見破る方法があったら、すべて教えてください!!」

 

「これだから小娘は。焦りすぎなのよ。マスター! ギムレット頂戴!」

 

マスターがきれいな琥珀色のカクテルを私と京子さんの前に置いた。

 

「私の分までいただけるんですか?」

 

「バーでの話は、カクテルを飲みながらゆっくりとするものよ。ギムレットは、長いお別れって意味なの。このカクテルを飲みながら、彼ときちんと決別するためにゆっくりと時間をかけて話しましょう」

 

(京子様、かっこいい! 大人の女の余裕。私もいつか京子様のような大人の女になりたい……)

 

京子さんの美しい色の唇にカクテルがよく映える。
私は思わずぼーっと見とれてしまった。

 

「エン子さ、どうせその男と初デートでかわいいとかタイプとかって口説かれ方したんでしょ?」

 

「な、なんで分かるんですか? 確かに、恵一には会った日にすっごいタイプだって……。 初デートでは、理想の女性だしきちんと付き合いたいって言ってくれて」

 

「あー、もう浮気男の教科書みたいな男!!」

 

その3. 「理想、かわいい、きれいと簡単に言う男は男性ホルモンが強すぎる」

わかるわよ。女はそのストレートな口説き文句に弱いのよね。でも、簡単にそんな言葉がたくさんでてくる男は誰でも口説ける男よ!女を落とした時に「狩りが成功した」と内心ほくそえんでいるわ!そういう男はね、生まれつき男性ホルモンがすっごく強い男なのよね。ホルモンのせいだから治らないと思った方がいいわ。」

 

この男性ホルモンの正体はテストステロンというのよ。一言でいってしまえば男らしさを作るホルモンなのよ。このホルモンは、ヒゲや太い骨格といった男性らしい、たくましい体をつくることはもちろん、筋肉の増加、バイタリティを高める作用、男性性器の発育と機能の維持や性欲を高める作用もあるの」

「このホルモンの分泌が多い男性は、男らしく魅力的に映るし、成功者にも多いわ。だから、私も嫌いじゃないわよ。でも、長所と短所をきちんと知らないと痛い目にあうわ」

 

「まさか、ホルモンの話になるなんて!」

 

私は思わず、ギムレットをごくりと飲み干した。

 

「京子様、続きを!」

 

テストステロンが多い男の長所

  • 堂々としていて決断力があり、自信に満ちている
  • 闘争意欲があり、自己主張がしっかりしている
  • たくましい体格で筋肉がある
  • 性欲が旺盛で、生殖能力も高い

 

テストステロンが多い男の短所

  • 1人の女では満足せずに浮気を繰り返す
  • DVや犯罪等の反社会的な行動を犯しやすい
  • 孤独願望が強く、家庭的でない
  • 落ち着きがなく、物事の分別がつかないときがある

 

「そ、そんな短所が」

 

「もちろん、この短所をきちんとコントロールしている男性もいるわ」

(でも、私はそういう男を飼い馴らすのが好き」

 

(さすが、変態マスター! いやいや。恋愛マスター! )
「京子様! もっと教えてください。私、恵一の正体が知りたい!」

 

「あんたみたいな恋愛下手も、こんな教科書通りのゲス男も久しぶりに会ったからなんだか燃えてきたわぁ~! マスター、次はキールを」

 

マスター「キールは最高の出会いって意味ですよ」

 

「き、京子様! 京子様に出会えてよかった」

 

ハンカチで涙をぬぐう。

 

「ぷっ! 大げさね~はいはい、じゃあ次のレッスン」

 

「その男のこと、とことん暴いてあげるから、FacebookとかInstagramとか、何かしらのSNSはやってないの?」

 

「こ、これです」

 

私は、恵一のフェイスブックのページをみせる。京子さんがすごい勢いで恵一のページをチェックする。

 

(来るか、来るか、、、)

 

眉間にしわが寄り、目がきらりと光る。

 

はーい! まっクローーーっ!

 

「えっ? 早い! もうわかったんですか?」

 

その4.  「浮気男はSNSでわかるの法則!」

まず、ポイント1。この浮気男のプロフィール写真。この恵一って男本人よね。キメキメの自分の写真をプロフィールにしてるのはSNSとかでつながれる軽い出会いを期待しているからよ。もしくはビジネス目的の男かよね。

まぁ、自分の写真をプロフィールにしてること自体はよくあることだからここではまだ判断がつかないわ。

 

次に、ポイント2。正面からではなくて少し斜め下からの写真ってところもミソ。慣れてない男は正面の写真を使いたがるんだけど。ちょっと、小洒落て見えるのよね~。

 

そして、最後のポイント3。ほら半年以内に何回も変えてる。こういう男は、さみしがり屋か、浮気してるか、ナルシスト!

 

「な、なるほど……。確かに、この写真をみてかっこいい人だなって思っちゃいました」

 

「じゃあ、つぎにいよいよ核心に迫るわよ。友達と投稿をチェックします! あんたさ、これで気がつかないなんて単なるおバカよ! ほら、基本的にチャラそうな女の子ばかりから「いいね」がついてる。こいつ、相当遊んでるわよ」

 

「友達で、ざっくり女の子が多いかを見なさい。明らかに職場や学生時代の友達じゃない一回きりで交換しましたって女が10人以上いたらその男は女好きよ! んで、男友達も同じようなのが10人以上いたら、もう救いようがないわね。同じ価値観を持って女の子と遊ぶのが楽しくてたまらないタイプ。それにほら、タグ付けされてる投稿みてみなさい!

 

「今夜はパーリー!」 ってね。多分、2股どころか5股くらいは軽いわよ

 

「えーー、5股も!! 友達を見れる機能にそんな役割があったとは……」

 

「……本当に、疑うことを知らない恋愛初心者はこれだから困るわ」

 

「でも、SNSなんかで見分ける方法なら私にもできそうです。京子様、ほかにはなんかないですか??」

 

京子様は一瞬眉間にしわを寄せた

 

「あんた、ほしがりね。じゃあ、次は彼のLINEをみせなさい」

 

「はい、みつけたわ! 浮気男の法則~!」

 

私は、恵一とのやりとりのLINEを京子様に差し出した。京子様は私と恵一の出会った頃のやり取りに目を光らせているようだった。

 

(いえ、、、完全に、光ってますよ、、、京子様、、、)

 

その5. 「LINEの回数とスタンプのバリエーションが多い男は要注意の法則」

浮気男はね、最初は連絡が本当にマメなのよ。これもね、テストステロンの影響だと思うんだけど、とにかく落としたくてたまらないのね。昼夜問わず押せ押せでやり取りしてるでしょ。男性ホルモンが見えるわ~笑

 

そして、次の特徴、スタンプよ。スタンプってとにかく空気を読むのに便利な道具じゃない? 今、どれくらい気があるのか?ないのか?を本能的にスタンプで確かめるのよね。その上、絶妙なものだと女の子から褒めてもらえるし、気まずくなったときも切り抜けられる。だから、浮気男はスタンプをたくさん持っているものよ。

 

「スタンプにまさかそんな意味があったなんて」
「浮気相手にもきっと同じようにいっぱいLINEをしてたんでしょうね」

 

「だってほら、不倫してた芸能人や議員のLINEもそれはそれはすごかったじゃない? だいたいテストステロンの強い男は猪突猛進で自分でも止められなくなるのよね」

 

「テストステロン、嫌い」

 

「じゃあ、いよいよ最後のレッスンよ。浮気男との初デートでどんなお店に行ったの??」

 

エン子「えーとですね。西麻布の隠れ家的なパッと見お店じゃないようなイタリアンのお店です」

 

「最後の最後まで浮気図鑑のような男ね!」

 

クロ!!」

 

京子様が嬉しそうに大きな声をあげる。

 

その6. 「隠れ家的なお店やバーで口説きたがる男は遊んでいるの法則」

こういう男が遊んでいる理由は3つあるわ。まず、なぜそのお店を知っているかよ。頻繁に利用している=女の子を口説いているから知っているのよね。

 

次にほかの男とは差をつけたいという闘争本能よ。他の男にとられないように女の子を落とす舞台を日々リサーチする必要があるのよ。

 

3つめは女の子とお酒と雰囲気に自分も酔いしれたい=落とした時の場面を大事にコレクションしたい願望よ。これが3つの理由から私はいかにも隠れ家的なところをデート場所に選ぶ男を信用してないわ。

 

「お酒もらっていいですか??」

 

マスター「はいよ」

 

私は、マスターから入れてもらったキールをすぐに飲み干した。

 

「浮気男の法則の1~6。どれもすっごく勉強になりました。私の心に刻みます」

 

「エン子ちゃんも、もう2度とこの手の男には引っかからないわよね。何度も言うけど、この手の男ってホルモンが悪さをしてるから治らないのよ。もしも、結婚したら浮気と一生付き合って生きるしかないわね」

「それに一度許すと女の子も癖になるから。ダメな彼と一緒にいる私。とかの母性本能スイッチが入るともう抜け出せない泥沼よ」

 

「京子様!! 私、恵一とはきっぱりと別れます!」

 

「そうそう、なるべく早く手を切りなさい」

 

「おかげさまでぜーんぶ嘘だってわかりました」

 

「あんた、表情も生き生きしてきて安心したわ。もともと美人なんだから前を向いて笑っていきなさいよ」

 

私は、京子様のおかげで体の底からパワーがみなぎってくるのを感じた。

 

「あの、最後のお願いなんですけど」

 

私……恵一をギャフンと言わせたい!

 

「ギャフンとね~! どの程度ボコボコにする?」

 

京子さんのメガネが、キラリと光る

 

「し、死なない程度にお願いします」

 

「浮気男はね、女の子に何か言われても武勇伝にするだけだから2股どうこうについては言わないほうがいいわよ」

 

「なるほど……」

 

一言、今までの誰よりエッチが下手すぎたから別れたいって言いなさい

 

「えー?? そ、そんなこと……」

 

ここからは特別に補習授業よ。浮気男はエッチが下手の法則! 笑

 

「えっっ!? 」

 

浮気男に仕返しだ! 浮気男はエッチが下手の法則!

「た、確かにそういう点では満足はなかったですけど……でも、なんでなんですか?」

 

「これもね、ホルモンのせいなの。女を狩りたいって欲求が強い男は、ベッドインすることがゴールになっちゃうのね。女の子を満足させたいとかはゴールじゃないの。だから、そういう男はあんまり努力をしないのよ。1人の女性との関係を深めるより新しい人との刺激を求めるのね」

初めてエッチする相手にはダメだしされにくいし。何より、こういう男って自信だけはあるから、あんたのエッチよくなかったわ! なんて言われたことがないのよ! だからこそ、この一言が一番凹むはずよ

 

「京子様! 私やります!」

 

「そうね! やっておやりなさい!! ゲスな男には必ずゲスな結末が待ってるのよ! オーホッホッ」

 

こうして、京子様という最強のアドバイザーを手に入れた私は、恵一とはきっぱりと決別した。そして、いつか出会うであろう、白馬に乗った王子様を求めて日々奮闘していくのでした。

 

第2話(99人の雑魚男に出会え)に続く!

 

 

 

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こいとりライター

MARUKO
恋愛ゲームのプロデューサーとして活躍し、50本以上の作品を世に送り出す。 女性の胸キュン・シチュエーションを追及するなかで、1万件以上の恋・SEXのリアル体験談に触れたことがきっかけで恋愛コラムニストに。  

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