2023/02/28

\1,600組に聞きました/ 共働き夫婦の仕事事情 3組に2組のシアワセ夫婦が お金<互いの人生&夫婦時間の充実と回答 「仕事上の飲み会」への理解は夫と妻で3倍の温度差が

結婚後もずっとずっと幸せが続いている夫婦が心がけていることは? 家庭内ルールは? 

末永く仲良くいるためのヒミツを探るべく、エン婚活エージェントは1,663組(!)の夫婦にツヅクシアワセ調査を実施。

夫も妻も「生まれ変わっても今の配偶者と結婚したい」と回答したカップルのなるほどな生活習慣や、意外な考え方を調査結果とともにご紹介します。

■ 都会暮らしでは、共働きが当たり前? 夫も妻も有職率は8割超え

一日の中で、多くの時間を占める勤務時間。人生においても、ツヅクシアワセを考えた時にも、有職者なら男女を問わず「仕事」を切り離して考えることはできないでしょう。そこで今回は、夫と妻どちらも「生まれ変わっても一緒になりたい」と回答した、シアワセ夫婦の仕事意識についてまとめました。

まずは1,663組(3,326名)の就労状況です。都市部在住を反映してか? 今回の調査対象者では、夫は、ほぼ全員、妻は8割が有職者で、ほとんどが共働き家庭でした。

■ お金<人生の充実! 3組に2組のシアワセ夫婦が「配偶者には好きな仕事に就いてもらいたい」

配偶者の働き方への理解はツヅクシアワセには欠かせませんが、どのようなポイントを重視するとシアワセ夫婦に近づけるのでしょうか。

仕事に関する意識や行動についてきいたのは、14の設問。

その中で、夫婦揃って「生まれ変わっても一緒になりたい」と思っている“シアワセ夫婦”の回答で際立ったのは「例え年収が下がったとしても、配偶者には好きな仕事に就いてもらいたいと思う」で、夫の回答でも、妻の回答でも、シアワセ夫婦割合は6割近くにのぼりました。また「キャリアの追求のためには、ある一定期間二人の時間を持たなくても良い」は共に3割程度。

シアワセ夫婦は、お金よりも互いの人生の充実や夫婦の時間を重視する傾向にあることがわかりました。

■ 産後パパ育休制度が施行。夫が取得に意欲的だとシアワセ夫婦割合は7割にも

2022年10月から、いわゆる「産後パパ育休制度」がスタートしました。ツヅクシアワセ調査は同年3月に行われたものですが、「出産後には自分が育休を取得したい」と夫が意欲的だと、シアワセ夫婦割合、つまり夫だけでなく妻も「生まれ変わっても一緒になりたい」と思っている割合が7割にも。

乳幼児の子育ては特に、どうしてもお母さんに偏りがちなもの。夫の育児意欲は妻の幸せにもつながるようですが、一方で、「出産後には配偶者に育休を取得してほしい」の妻の回答を見ると、シアワセ夫婦割合は4割になります。

「夫には育児には意欲的な姿勢でいて欲しい、でもしっかり働いてもらい世帯収入は落としたくない」、と言うのが本音でしょうか?

■ 出産後に働きたいか、育児に専念するか。決めるのは“自分”でありたいもの

出産後も働き続けることができるよう、環境整備を。女性活躍の後押しに伴いこうした機運も高まっていますが、「配偶者には出産後も働いてもらいたい」という項目では、夫がYESの場合、シアワセ夫婦割合は5割程度とやや低め(妻の回答でも同等)。

出産しても仕事を続けるか、育児に専念するかを決めるのは、できればお母さん自身でありたいもの。これからは、結婚前、あるいは子どもが生まれる前に、夫婦の対話ですりあわせておく必要がありそうですね。

■調査票タイトル:夫婦に関するアンケート

■調査方法:インターネットリサーチ

■実施機関:株式会社マクロミル

■実施期間:20220310()20220320()

■調査対象:一都三県(東京、千葉、埼玉、神奈川)、二府一県(大阪、京都、兵庫)に住む 30 歳~ 49 歳の男女で夫婦でのアンケート回答に許諾可能な方とその配偶者。

■有効回答数:3,326