結婚後もずっとずっと幸せが続いている夫婦が心がけていることは? 家庭内ルールは?
末永く仲良くいるためのヒミツを探るべく、エン婚活エージェントは1,663組(!)の夫婦にツヅクシアワセ調査を実施。
夫も妻も「生まれ変わっても今の配偶者と結婚したい」と回答したカップルのなるほどな生活習慣や、意外な考え方を調査結果とともにご紹介します。
■「笑顔がたえない夫婦」のもとに育ったと思っているとシアワセ夫婦割合高し!
せっかく大好きな人と結婚するのだから、「愛さえあれば周りなんて!」と威勢よくいきたいところですが、そうもいかないのが結婚というもの。互いの家族、とりわけ実家の両親とはうまくやっていきたいですよね。そこで今回は、夫も妻も「生まれ変わっても一緒になりたい」と思っているシアワセ夫婦は、どのように実家とコミュニケーションしているのかを探ってみました。
まずは、「自分がどんな両親のもとに育ったと思っているか(両親の夫婦像)」という質問の回答です。
夫も妻もTOP3は同順位で、第3位は「以心伝心できる夫婦」、第2位は「お互いを尊重できる夫婦」、そして第1位は「笑顔のたえない夫婦」という結果に。どの夫婦像も素敵ですが、やっぱり笑顔は人を幸せにするようですね。
■シアワセ夫婦は実家との付き合い上手。援助はお金よりも子どもの世話などの手助けを
それでは実際の実家とのコミュニケーションはどうでしょうか。今回は夫の実家との付き合い方を妻の視点から見てみましょう。
第1位「よくプレゼントを贈り合う」、第2位「よく連絡を取り合う」と妻が回答しているシアワセ夫婦は、実家と頻繁にコミュニケーションしている傾向にあります。また第3位に「育児に対する手助けがある(預けて見てくれるなど)」がシアワセ夫婦割合56%でランクインしていますが、同じ援助でも「金銭的な援助がある」は51%とダウン。お金は助かる反面、トラブルの元に。実家に援助を頼むなら、子どもの世話などで手助けをしてもらうのがよさそうです。
■実家となかよしでも、スープの冷めない距離は大切
どうやら実家との関係が良好なシアワセ夫婦ですが、住まいについて聞いた質問の回答に興味深いものがありました。全12項目の質問からもっともあてはまるものを1つ選んでもらいましたが、「自分の親や義両親と住んでもかまわない」と夫が回答していると、シアワセ夫婦割合は49%、妻が回答していると40%! いわゆる「スープの冷めない距離」ではないですが、どんなに仲がよくても、実家とは物理的に一定の距離を保ちつつ付き合うのがシアワセ夫婦でいるコツなのかもしれません。
■やっぱり夫は「いちいち伝えなくても」が理想だと思っている?
最初に自分がどんな両親の元に育ったと思っているかをきいた結果をご紹介しましたが、自分たちが目指す夫婦像についても触れておきましょう。
第1位から第3位までシアワセ夫婦割合には大きな差は見られませんが、夫と妻の回答に微妙な温度差が……。夫の第1位が「以心伝心できる夫婦」だったのに対し、妻の第1位は、両親の夫婦像同様の「笑顔がたえない夫婦」という結果に。とかく男性は「いちいち伝えなくてもわかるでしょ」と考えがちだと言われますが、やっぱり理想は以心伝心⁉
ツヅクシアワセ調査の結果では、シアワセ夫婦になるためにもっとも大切なのは「対話」であることがわかっています。同じように思っている男性は、伝える・話し合うことも意識した上で、以心伝心を目指したいものですね。
■目指す夫婦像に近づくことは、二人の未来の幸せに近づくこと
最後に。目指す夫婦像で、「とくに目指している夫婦像はない」と夫が回答した場合のシアワセ夫婦割合は19%、妻が回答した場合も26%と、共にとても低い割合でした。確かに、夫婦の未来を描けなければ、今の毎日を丁寧に積み重ねよう、幸せをつくっていこうとは思わないかもしれません。
KouKatsu Laboが伝えたい「その先が幸せになれる結婚をしよう。」のその先は、まさに“未来”です。これから結婚する人は、理想の相手だけでなく、理想の夫婦像を考えてみる。すでに結婚している人は、自分たちがどんな夫婦でありたいかを今一度二人で考えてみる。これからの日々の過ごし方やコミュニケーションが変わるかもしれませんよ。
<調査概要>夫婦に関するアンケート
■調査票タイトル:夫婦に関するアンケート
■調査方法:インターネットリサーチ
■実施機関:株式会社マクロミル
■実施期間:2022年3月10日(木)~2022年3月20日(日)
■調査対象:一都三県(東京、千葉、埼玉、神奈川)、二府一県(大阪、京都、兵庫)に住む30歳~49歳の男女で夫婦でのアンケート回答に許諾可能な方とその配偶者
■有効回答数:3,326人