活動開始編
30歳目前に焦りを感じ、動き始めた2人。マッチングアプリではうまくいかず、結婚相談所へ
―まずはお二人が婚活を始めたキッカケを教えてください。
Nさま: 30歳目前になって結婚を意識するようになり、マッチングアプリや婚活パーティーなどで婚活を始めていたのですが、ぜんぜん成果が出なくて…。やっぱりちゃんとお金をかけて婚活しなきゃと思い、結婚相談所の中でも一番お手頃な料金のエン婚活エージェントに入会しました。とりあえず1年間頑張ってみて、ダメだったら一人の人生を楽しもう、と腹を括って。
Hさま:僕も似たような理由で、28歳になってすぐ婚活を始めました。もともと子どもが欲しかったので、絶対に結婚したくて。お世話になった祖母が元気なうちに、いい報告をして喜ばせてあげたかった、というのも理由の1つです。最初はマッチングアプリや婚活パーティーを数か月やってみて、「自分にはムリだ」と思ったので結婚相談所に入りました。
―活動の場を結婚相談所に変えてみて、いかがでしたか?
Nさま:最初から偽りのないプロフィールを見られることに、すごく安心しました。
Hさま:相手が結婚に本気だという安心感がありましたね。マッチングアプリは相手が本当に結婚を望んでいるかどうかわからなかったけど、結婚相談所に変えてからは安心して人と会うことができました。あと、それなりにお金はかかるので、「頑張んなきゃ。ダラダラしてはいられない」という気持ちにもなりましたね(笑)
出会い編
希望条件に合わなかった彼からのアプローチ。迷った末、とりあえず会ってみたら「すごく楽しかった」
―次に、お二人の出会いについて教えてください。
Hさま:僕が「検索申し込み機能」を使って彼女のプロフィールを見つけ、会ってみたいと思ってまずアプローチしました。
Nさま:でも、実は私の希望条件にマッチしていなくて…(笑)。ファーストコンタクト(お見合い)をOKするかどうか、正直迷いました。
―ちなみに、条件通りでなかった項目は…?
Nさま:言っちゃってもいい?
Hさま:大丈夫、もう聞いてるから(笑)。
Nさま:じゃあ…年収と身長です。同郷だし、プロフィールは全体的にすごく好印象だったけど、その2点だけが引っかかって。実は活動を始めて一人目の申し込みだったので、まずは希望条件に合わなくてもYES回答をしたほうがいいのか、最初の数か月は自分の希望条件だけを見て活動してみるべきか、悩みました。
―迷った末にOKした理由は?
Nさま:友人に背中を押されたからです。「こんな人に申し込まれたけど、どうしよう」と相談したら、「とりあえず会ってみなよ」って。
―その一言がなかったら、今のお二人はいなかったわけですね!
Hさま:本当ですね。
Nさま:彼女には、改めてお礼をしなきゃ(笑)。
―実際にお会いしてみて、いかがでしたか?
Nさま:一人目だったのでまだ比較対象がいなくて、「あ、婚活ってこんな感じなんだ。すごく楽しい!」と思いました。その日の午後に別の方ともお見合いをしましたが、初回が楽しすぎたのか、全然気分が乗らなくて…(苦笑)。尚更、「彼とはなんでこんな楽しい気持ちになったんだろう?」と気になりましたね。
Hさま:僕はそれまで十数人と会ってきましたが、彼女は他の女性と全然違いました。待ち合わせ場所にすごく早く来てくれて、お茶の場所も彼女から「良いお店があるのでそこに行きましょう」と誘ってくれて。そういう行動が新鮮で、すごく嬉しかったです。「あ、この人は本気だ」とも思ったし。同い年だけど本当にしっかりしていて、話すのも楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。
―当日、どんな話をされましたか?
Nさま:印象に残っているのは、ラジオの話です。私、オードリーさんの深夜ラジオがすごく好きで。初めて会う前の回でちょうど映画の話をしていて、彼がプロフィールの趣味に映画鑑賞と書いていたので、その話題を振ったんですよ。そしたら「僕もちょうどその回、聴きました」と言われて。「わぁ~すごい、こんな偶然あるんだ~」って思いました。
Hさま:でも実は偶然なんかじゃなくて…。プロフィールを見て「深夜ラジオって言ったらオードリーだな」と思ったので、会う前に聴いておいただけなんです(照)。
―つまり、Hさまの読み通り&戦略勝ちだったと…!
Hさま:びっくりするくらい大成功でした(笑)。
交際編
2度目の運命の分かれ道。「迷ったらOK」で始まった交際から、5日後に爆速プロポーズ
―お二人が「交際」に進もうと思った理由は?
Hさま:すごくしっかりした女性で、話して楽しかったから。あと、別れ際に改札前で僕の姿が見えなくなるまで見送ってくれたのも、すごく嬉しかったな。「こんなに自分のことを考えてくれてるんだ」というのが伝わってきて。
Nさま:そんな嬉しい話をしてもらっておいて申し訳ないけど(笑)、私は一人目だったからやっぱりまだ迷いがあって…。担当アドバイザーの萩原さんから「迷ったらOKしたほうがいい」と言われ、とりあえず楽しかったので「ありがとうございました」という気持ちを込めて交際希望を出した、というのが正直なところです。
―そこも運命の分かれ道だったと思うと、「迷ったらOKする」ってやっぱり大事ですね!
Nさま:本当ですね。そこからあれよあれよと言う間に、今に至るわけですから。
Hさま:そうだね。初めて会った日に交際成立して、その日の夜から毎日2~3時間ずつ電話したよね。
Nさま:付き合ってくれてありがとう(笑)。
Hさま:電話でどんどん結婚に関するすり合わせをしてくれたから、成婚までもすごくスムーズだったよね。
Nさま:うんうん。エン婚活エージェントの「結婚成功婚活ガイド」の項目を上から順番に読みあげながらね。
―途中、意見が割れたりしませんでしたか?
Hさま:そんなことあったっけ?
Nさま:「え~何それ?」って言うほどおかしなことはなかったよね。むしろ「へぇ~そこも合うんだ!めちゃくちゃ価値観合うじゃん」みたいな。すり合わせがちゃんとできてたから、2回目に会った時はもうデートと言うより「決断の時」って感じだったよね(笑)。
Hさま:うんうん。その日は「会ってみて、違和感がなければもう結婚を決めよう」という意気込みだった。
―まさに爆速成婚ですね!ちなみにその日は、どこで何を?
Nさま:新宿に指輪を見に行きました(笑)。もともと私は「結婚指輪をするならこのブランドがいい」と希望があり、そのお店に2人で行こうという話になって。
Hさま:実際にもう一度会って、やっぱり違和感がなかったので、その日にもう指輪を買うことにしました。その前に一応形式上ってことで、その場で「結婚してください」とプロポーズを…。
Nさま:新宿の道端でね(笑)。
Hさま:めちゃめちゃ人いたよね(笑)。
Nさま:交際成立して、その5日後にプロポーズされて、すぐ成婚(笑)。