入会して驚いた、婚活の「当たり前」
―まずは、婚活を始めたキッカケを教えてください。
Sさま:もともと『家族』に憧れていたものの、学生時代はお金がなくてなかなか交際もできず…。大学院を卒業して働き始め、収入のある生活になってから自然と結婚に意識が向くようになりました。
Hさま:私は完全に『年齢』です。出産や育児の体力を考えたら「もう最後のチャンスかな」と思って。マッチングアプリや街コンに婚活パーティー…色々やりました。
相談所には入るかどうかすごく迷って、最終的に「半年だけ頑張ろう!」と決めて入りました。
―エン婚活エージェントにした決め手は何でしたか?
Sさま:婚活市場について調べるうちに費用がすごくかかることを知り、「こんなにかかるのか」と驚きまして。その中でもエン婚活はリーズナブルで、第一歩として試しやすかったというのが一番のポイントです。
―実際に結婚相談所で活動してみて、いかがでしたか?
Hさま:年齢的に「あまり選べる立場ではないのかな」と最初は不安でしたが、思っていた以上にアプローチがあり、活動自体はすごく楽しかったです。
Sさま:僕は最初、『交際』という言葉の意味に戸惑いました。
婚活ではよりマッチする人を探すために、同時に複数人と交際するのが普通ですよね。でも『複数人と交際』って一般的にはありえないじゃないですか。だからその言葉の響きにどうしても罪悪感を覚えずにはいられなくて…(苦笑)。
また複数人との交際中は、「より良い方がいたから」という理由だけでお断りしなくてはならないこともありました。そういう『婚活の当たり前』を入会後に初めて知り、すごく心苦しかったです。
―どうやって乗り越えられたのですか?
Sさま:アドバイザーさんに「こういうとき、どうすればいいですか?」と相談しました。「これは当たり前のことだから、そんなに心を痛めなくてもいい」と言ってもらえて、スッと気が楽になりましたね。
―活動中、他にもアドバイザーに何か相談しましたか?
Sさま:恋愛って相手のちょっとした言動で浮かれてしまったり、逆に深刻に悩んだりするじゃないですか。僕自身、客観的な思考ができる正常な状態ではないときがありまして。
恋愛で浮き沈みの激しい僕に「それは浮かれることじゃない」「落ち着いて」という感じで冷静に対応してくださり、我に返ることができて本当にありがたかったです。
Hさま:私がアドバイザーさんに一番お世話になったのは準備期間かな。「どんな写真を使ったらいいか」「どういう服装がいいか」「最初に選んでもらいやすいポイントは?」といった相談に乗ってもらいました。
他の人との「違い」を感じた、お互いの第一印象
―次に、お二人の出会いについて教えてください。
Sさま:僕からアプローチしました。写真とプロフィールの文面を見て「素敵な人だな」と思って。
Hさま:当時、入会したばかりでいろんな人からお申込みがあった中で、まるで『キラカード』みたいにひときわ輝いて見えたのがSさんでした。素敵すぎて「自分に釣り合うのかな」と怖気づいてしまい、回答期限の一週間ギリギリまでOKするかどうか迷いました(笑)。
Sさま:反応がないから「そういうことかぁ…」と半ば諦めていましたが、一週間後にポンとYES回答が来て驚きましたね(笑)。
―その間に、どんな心境の変化があったのでしょうか。
Hさま: 「このキラカードのボスを倒すには、もっと経験値が必要だ」と思いまして。それでまずは先に他の方とも会ってみて、少し戦いに慣れてから “ボス戦”に挑みました(笑)。
―実際に会ってみた感想はいかがでしたか?
Sさま:「自分の考えをきちんと持っている人だな」と思いました。
それまでに出会った女性たちは、自分の考えを言ってくれる方が少なくて。もしかしたら男性を立てようとしてくれていたのかもしれませんが、僕は自分の考えを持っている人を素敵だなと思うので、Hさんの印象はすごく良かったです。
Hさま:Sさんはプロフィール通り素敵な人でした。私は彼が楽しそうに仕事の話をするのをひたすら楽しく聞いていました。
―男性が仕事の話ばかりすると、嫌がる女性もいると思いますが…
Hさま:逆に私は、初回に根掘り葉掘り聞かれて「自分に合うかどうか」を確認されるのはあまり好きじゃなくて。Sさんの話は「自分はこういう人間だけどどうですか?」という紹介に聞こえて、かえって好印象でした。