良く見せようと取り繕わない姿が、かえって好印象
―交際成立後も基本はオンラインデートでしたか?
Tさま:そうですね。1回2~3時間ずつ、Zoomで毎週話していました。
Yさま:僕はガンガン酒を飲みながら、ずっと自分の話をしていましたね(笑)。
Tさま:それが、小さな子どもみたいですごく面白くて!
普通、最初は必死に自分を良く見せようとか、悪いところを隠すとかするじゃないですか。バツイチなら、前の結婚のことや子どものことはまだ言わないでおこうとか。そういうことが全くできない人でした(笑)。
―初めて出会うタイプだったと…!
Tさま:「こんな人もいるんだ」って新鮮で面白かったですね。まあ、「結婚相談所で成功する人ではないな」とも思いましたけど。
Yさま:ワハハハ(爆笑)。そういえば当時も「必死さが全くない」と言われましたね。
Tさま:でもかえって本質的にどういう人かすぐに分かり、話が早いとも思いました。結婚してから「思ったのと違う…」となるほうが困りますから。
―直接お会いしたのは、いつ頃でしょうか?
Yさま:1ヶ月後くらいですね。たまたま東京の仕事が入り、そのタイミングで会うことになりました。
Tさま:そのときも昼間からお酒を飲み始めたので、「こういう婚活もあるのか」って驚きましたね(笑)。
「時間がもったいない」と遠距離解消⇒成婚へ
―真剣交際へはどのように進まれましたか?
Yさま:直接会った後、「一回、札幌に来る?」って話になったんだっけ。東京と札幌では生活も全然違うから。
Tさま:そう。「札幌もまずは見てみたらいいんじゃない?」と招待してくれて。真剣交際に進んだのはそのときです。
Yさま:その前から「あとは遠距離さえ解消できればもう決まるな」という感じはありましたけどね。なんて言うか、すでに“付き合っている”感覚に近かったので。
―どのような流れで成婚に進みましたか?
Yさま:「ずっと遠距離恋愛だと、時間がもったいないよね」って話をしたよね。
Tさま:うん。「もう一緒に住んじゃったほうが早い」ということで、成婚になりました。
Yさま:まずは3ヶ月くらい一緒に住んでみて、二人の生活が成立するかどうかを確認しようということになって。Tさんは仕事を辞めるという結構高いハードルがあったのに、驚くほどサラッと辞めて来てくれました(笑)。
―Tさまは、初めての環境に不安はありませんでしたか?
Tさま:なかったです。まず一緒に住んでみて、結婚するかしないかを考える時間は私にも必要でしたから。
その時点で先のことは何も決まっていませんでしたが、本当に結婚するとお互い決心してから、いろいろ決めていけばいいと思っていました。
結婚について日頃からよく話し合い、数ヶ月後に入籍
―既にお二人はご入籍されていますが、決心はいつ頃つきましたか?
Yさま:実は同棲開始から3ヶ月経っても決めきれず…。期間を延長しました(笑)。
Tさま:そのとき「一回、試しに二人で旅行しよう。知らないところに一緒に行ってみて、そこでどうするか決めよう」という話になって。それで、一緒に沖縄旅行に行きました。
―ということは、そこでプロポーズを?
Yさま:プロポーズというより、「この日に籍入れに行こうか」という感じでした。一般的には結婚後にするような会話を、もうしちゃっていましたから(笑)。
Tさま:毎日晩酌しながら二人でもうさんざん喋っていたもんね。
それにお互い初婚ではないので、もう「こんな指輪が欲しい」とか「こんな結婚式をしたい」とかって憧れもなくて(笑)。モノとか行事よりも、実生活のほうがずっと重要でした。
Yさま:うんうん。初婚と違って、再婚は『2人が気楽にいられること』のほうが大事な要素になってくるかもね。
本気で結婚したいなら、やっぱり結婚相談所
―最後に、結婚相談所を使おうか迷っている方に向けて、エールをお願いします。
Yさま:これは夫婦でもよく話していることですが、「結婚相談所はもっと若い時に使っておけばよかったな」と思っています。そうすればもっと人生の選択肢が広がったかなと。
まあ僕も1年で130人と会えましたけどね。普通に生きていたら、一生かけてもそんなに出会えなかったはずです(笑)。
あとは、希望エリアの範囲を広げると何か変わるかもしれません。遠距離は無理という人もいるでしょうが、僕らのように「やってみたら意外といける」こともあるので、とりあえずチャレンジしてみてはどうかなと思います。
Tさま: 本気で結婚したいなら、やっぱり結婚相談所だと思います。真剣度が全く違うので!恋活をしている人よりも、婚活をしている人と出会えるほうが絶対いいじゃないですか。
結婚相談所での活動はいろんな書類や身分証を出してから始まるので、そこも安心材料になりますよね。遊び目的の男性もいませんし、特に女性にとっては結婚相談所が一番良いと思いますよ。
―お二人とも説得力のあるお言葉、ありがとうございます!そして改めて、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに!