新型コロナウイルスの影響によって増えたおうち時間をどのように過ごしていますか?
独身の方は、自由に過ごせますが、誰とも話さずコミュニケーションも取らずで1日を終えて寂しい…なんてこともあるのでは。
一人で過ごす時間が増えたことで、寂しさなどを感じ改めて結婚について考え始めた方もいるのではないでしょうか。
一方で、パートナーや家族がいる方は、一緒に過ごす時間が増えたと思います。
では実際に、それぞれどのような変化が起きたのでしょうか?
そこで今回、エン婚活エージェント株式会社(https://en-konkatsu.com/)は、独身者・既婚者を対象に、コロナ禍での過ごし方に関する調査を実施しました。
新型コロナウイルスをきっかけに独身生活に少しでも不安を感じた方は、ぜひ参考になさってください。
- 独身者と既婚者のおうち時間の過ごし方は?
始めに、独身者には主に1人で、既婚者には主にパートナーとどのようにおうち時間を過ごしているか聞いてみたところ、回答の多いものから3つ並べると次のような結果となりました。
独身者:『映画・動画鑑賞(27.9%)』『ゲーム(18.4%)』『読書(13.2%)』
既婚者:『家の掃除(23.5%)』『映画・動画鑑賞(21.8%)』『料理(14.4%)』
独身者の回答と比べ、既婚者は一緒に生活する人がいる分、生活に必要な掃除や料理などを一緒にすることでおうち時間を過ごしているようですね。
また、既婚者の『その他』の回答には、『育児』や『自宅カラオケ』、『ガーデニング』などパートナーと様々なことをして過ごしている方もいるようです。
- 独身で良かったこと、不安なことが明らかに!
ここからは、コロナ禍で過ごす独身者に注目していきたいと思います。
新型コロナウイルスの影響を受けて、独身で良かったこと、不安に感じたこととは何が挙げられるのでしょう。
「新型コロナウイルスの影響を受けて、独身で良かったなと思うことを教えてください」と質問したところ、『対人ストレスが減る(25.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『自由時間が増えて好きに使える(25.3%)』『感染リスクが減る(22.2%)』『何もない(早く結婚したい)(17.4%)』と続きました。
新型コロナウイルスの影響により、外出自粛要請や休業要請の発令が出される中で、人と会わないことによるメリットを感じているのかもしれません。
しかし、なかには独身の良いところが分からず、「早く結婚したい」と思っている方もいるようです。
このように、新型コロナウイルスの影響を受けて独身で良かったと思うことが明らかになりました。
一方で、独身であることに不安を感じたこととはどのようなことが挙げられるのでしょう。詳しく聞いてみました。
■コロナ禍で独身であることに不安に感じてしまったこととは…?
- 「人との接触が減り寂しさが出てきた」(20代/女性)
- 「このまま婚活ができず独身が長くなるのではないか…!?」(20代/女性)
- 「感染してしまったとき、自分の身の回りのことができなくなってしまう」(20代/男性)
- 「頼れる人がそばにいない」(40代/女性)
- 「自分が重症化したときが心配」(40代/男性)
などの回答が寄せられました。
人と会う機会が減ったことで、良かったと思う一方、独身であることに不安を感じてしまっているのかもしれません。
現在のコロナ禍で過ごす中、独身者の結婚への意識に変化はあったのでしょうか?
「新型コロナウイルスの影響で結婚したいと思うようになりましたか?」と質問したところ、5人に1人の方が『はい(22.4%)』と回答しました。
自身の生活を見つめ直し、パートナーが必要だと改めて感じるようになったのではないでしょうか。
2011年の東日本大震災をきっかけに、絆を求めて結婚や婚活を行う、「絆婚」を望む方が増加したのはご存知でしょうか?
今回の新型コロナウイルスの影響を受けたことで、同じように「絆婚」を望む方が増えるのかもしれません。
- 新型コロナウイルスで改めて知ったパートナーの好きなところ!
ここまでの調査で、コロナ禍を過ごす独身者の考えが明らかになりました。
ここからは、既婚者に注目していきたいと思います。
「新型コロナウイルスで改めて知ったパートナーの好きなところを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、
1位『頼りになる(27.6%)』
2位『一緒にいて楽しい(23.2%)』
3位『家事や育児を手伝ってくれる優しさ(20.3%)』
4位『料理が上手(15.9%)』
5位『前向きで明るい性格(15.9%)』
と続きました。
パートナーと過ごす時間が増えたことで、改めてパートナーの好きなところを知る機会になったのかもしれません。
先が見えない不安な状況だからこそ、パートナーに頼りたくなりますよね。
また、コロナ禍でおうち時間が増えたからこそ、一緒にいて楽しい相手や優しさを強く感じるようになったのかもしれません。
- パートナーとの絆は強まった…!?
先ほどの調査で、新型コロナウイルスで改めて知ったパートナーの好きなところが明らかになりました。
では、今回の新型コロナウイルスをきっかけにパートナーとの絆は強まったのでしょうか?
「新型コロナウイルスでパートナーとの絆が強まりましたか?」と質問したところ、6割以上の方が『とても強まった(9.5%)』『どちらかといえば強まった(52.6%)』と絆が強まったと回答しました。
このような状況だからこそ、互いに工夫しあったり思いやりを持ちあったりすることで、パートナーとの絆を強めた方が多いのではないでしょうか?
コロナ禍であることは、ネガティブなことだけが起きているのではなく、このように絆が強まったことでポジティブな影響があったパートナーもいます。
- 新型コロナウイルス…パートナーとなら乗り越えられる?
前述の調査でコロナ禍で絆が強まったパートナーがいることが判明しました。
では、新型コロナウイルスの影響を受けて、パートナーがいて良かったと思う方はどのくらいいるのでしょうか?
「新型コロナウイルスの影響を受けて、パートナーがいて良かったと思うことはありますか?」と質問したところ、7割以上の方が『ある(74.2%)』と回答しました。
パートナーの存在に安心した方が多いようです。
では、どのような場面でパートナーがいて良かったと感じているのでしょう。
■パートナーがいて本当に良かったと思うことは…?
・「未知のウイルスで不安だったけどそばに居てくれる安心感がある」(30代/女性)
・「あまり外出できない中で夫や子どもと一緒に協力したりして家族がいて良かったと思った」(30代/女性)
・「不安を1人で抱え込まなくても良い」(40代/男性)
・「助け合えるところ。自粛生活でもいつも通り楽しく過ごせる」(40代/女性)
などの回答が寄せられました。
- 結婚は素敵な生活が待っている
今回の調査で、コロナ禍での独身者・既婚者の過ごし方が明らかになりました。
独身者は、独身で良かったと思うこともあれば、不安や早く結婚したいと感じた方も多いようです。
新型コロナウイルスをきっかけにパートナーの絆が強まったという方がいたように、何か起きた際に助けとなるパートナーがそばにいれば、1人では乗り越えられないことも、乗り越えることができます。
1人では不安に感じることも、パートナーと過ごすことで安心できますよね?
素敵な相手と出会い、結婚することで、もしかしたら独身時代に楽しかったことが、より楽しくなるかもしれません。
コロナ禍で独身であることに、少しでも不安を感じられた方は、結婚に向けて婚活を始めてみるのはいかがでしょうか?
結婚生活は、既婚者を対象にしたアンケート結果からも分かるように素敵な生活が待っているでしょう。