いざ婚活をスタートさせたものの、結婚相談所への入会金や登録料、お見合いパーティーへの参加費用、アプリの月会費など……。婚活が長引くほどかさむ費用に辟易し、途中で断念してしまったという例もあるようです。
「できれば、費用を抑えて恋愛・結婚がしたい」そんな、婚活中の女性が抱える気持ちにマッチする結婚相談所はあるのでしょうか?
恋愛や結婚への前向きな気持ちを、高い費用が原因で諦めることがないように。結婚相談所の料金相場を見ながら、低料金で婚活する方法を解説します。
目次
女性無料の結婚相談所はあるの?
一般的な婚活サイトや婚活アプリには、女性無料を謳っているものが多くあります。また、男性に比べて女性の料金を低く設定しているサービスやコースもあります。では、女性無料、もしくは女性が安く利用できる結婚相談所は存在するのでしょうか。
女性無料の結婚相談所は存在しない
結論からお伝えすると、女性無料の結婚相談所はありません。もし、「女性無料」と書かれた結婚相談所があったとしても、本来の結婚相談所と同様のサービスを提供している可能性は極めて低いでしょう。と言うのも、婚活サイトや婚活アプリと違い、結婚相談所には運営費用がかかるためです。
利用者自身がデータベースから気になる相手を探してアプローチするのが、婚活サイトや婚活アプリ。登録さえしてもらえば、あとは利用者同士のやり取りになるため、運営費用はそれほどかかりません。
一方で結婚相談所は、登録と同時に仲人がつき、利用者の希望に合った異性を紹介する仕組みです。活動サポートがある分、運営費用が必要になります。そのため、女性のみであれ、無料にしてしまっては採算がとれません。これが、結婚相談所が他の婚活サービスのように「女性無料」を謳わない理由です。
女性無料=女性会員を集めるための策
婚活サイトや婚活アプリなどが「女性無料」を謳うもうひとつの理由は、女性の登録者数を増やすため。データベースから相手を探すサービスですから、登録者数が多ければ多いほど、サービスの価値は上がります。
また、こうした出会いの場を提供するサービスにおいては、男性のほうが心理的なハードルが低い傾向にあります。つまり、男性の登録者数ばかりが増え、男女比が釣り合わないという状態が生まれやすいのです。婚活サイトや婚活アプリは、このような状態を回避するために「女性無料」で女性の集客を図っています。
結婚相談所は女性無料にするメリットがない
女性無料のサービスで起こりうるのは、「お金もかからないし、とりあえず登録してみよう」という本気度の低い女性ばかりが集まってしまうこと。積極的に婚活をしている女性の比率が下がり、男性登録者がアプローチしてもコンタクトが成立しないというケースが増えます。
このようなケースが増えれば、男性は「ここのサービスはサクラばかり」「結局会えない」と判断するでしょう。その結果、結婚や恋愛に対する本気度が高い男性は退会してしまいます。
結婚相談所は、結婚を本気で考える男女の活動をサポートすることでビジネスを成立させていますから、女性無料にするメリットがありません。これが、女性無料の結婚相談所がない理由です。
女性の利用料金のほうが高い結婚相談所が存在する
女性無料の結婚相談所は存在しないことがわかりました。では、女性の利用料金のほうが男性よりも高額な結婚相談所が存在することをご存知でしょうか。
恋愛・婚活サービスの利用料金は、男性のほうが割高に設定されていることが多いです。これは、「男性は女性よりも年収が高い」という前提に立った料金設定がなされているから。
しかし中には、女性のほうが高い料金で設定されている結婚相談所も存在します。その特徴を見ていきましょう。
ハイスペック男性に出会える結婚相談所は、女性の料金が高い
たとえば、医師、弁護士、経営者、大学教授、公認会計士などの職業に就いている男性。また、東京大学OB・早稲田OB・慶応OB・東京学芸大OB・横浜国大OBなどの高学歴な男性。さらに、年収1000万円を超える高収入な男性など……。
このように、普段の生活ではなかなか出会う機会がないような“ハイスペックな男性”が登録している結婚相談所は、女性の料金が割高に設定されています。
中には、男性会員の半分が年収1000万円を超えていたり、職業が医師のみだったりといった結婚相談所もあるようです。入会審査も厳しく行なわれ、割高な登録料や初期費用がかかるため、信頼性は高いといえます。「なにがなんでもハイスペックな男性と結婚したい」「将来は絶対に医者と結婚する」などと強いこだわりを持っている女性たちは、多少料金が高くとも利用しているようです。
ハイスペック男性に出会える結婚相談所の料金相場
そんなハイスペック男性に特化した結婚相談所は、いったいどのくらいの費用がかかるのでしょうか。女性会員の料金相場を見ていきましょう。
- 入会金(登録料):15万円~35万円
- 月会費 :0円~2万5000円
- お見合い費 :5000円~2万円/1回
- 成婚料 :0円~10万円
入会金などの初期費用を高く設定している結婚相談所は、月会費や成婚料を設けていない場合が多くあります。逆に、初期費用を低く設定している結婚相談所は、月会費やお見合い費、成婚料などを設けて釣り合いをとっていることがほとんどです。
結局、ハイスペック男性に特化した結婚相談所の女性会員料金は、年間40万円前後が相場と言えそうです。一般的な結婚相談所の年間費用が30万円前後ということを考えると、高めの設定になっています。
結婚相談所は男女共通料金が一般的
先述のように、女性会員の方が高い料金設定になっている“ハイスペック男性特化型結婚相談所”は、ほんの一部。多くの結婚相談所は、男女共通の料金を設定しています。
「スペックよりもフィーリングが大事」「高い費用をかけてまで、スペックを追求していない」という方は、男女共通料金の結婚相談所がおすすめです。では、男女で料金が変わらない結婚相談所の料金相場を見ていきましょう。
料金が発生するタイミング
結婚相談所によって料金体系や料金が発生するタイミングは異なります。まずは、一般的に料金が発生するフェーズをご紹介します。
- 入会時:入会金、登録料
最初に料金が発生するのは、結婚相談所への入会や登録時。名目はさまざまですが、入会金、登録料と呼ばれることが多いです。他にも、データ登録費や活動サポート費と呼ばれるケースもあります。
- 月ごと:月会費
入会・登録後には、毎月定額料金がかかります。入会金と初月にかかる月会費が初期会費となります。また、登録するコースによって、初期会費が異なる場合も。時期によっては、初月無料や入会後3ヶ月無料などのキャンペーンを行なっている結婚相談所もあるため、うまく活用してみてください。
- お見合い時:お見合い費
仲人から紹介された相手と会う「お見合い(コンタクト)」のタイミングで、費用がかかる場合が多いです。中には、お見合い時の費用を設定していない結婚相談所もあります。しかし、その場合は月会費が少し高めに設定されている可能性が高いので、この点も注意してよく見比べてみてください。
- 成婚時:成婚料
成婚が決まったときにかかる費用で、いわゆる成功報酬です。「成婚」の定義は各結婚相談所で異なります。実際に婚約したタイミング以外に、恋愛に発展し真剣交際をスタートさせたとき、2人で旅行をしたとき、など婚約手前の段階で成婚とみなされる場合も。成婚料のかかる結婚相談所の場合、成婚が指す事象を確認しておくことが重要です。
男女の料金が変わらない結婚相談所の料金相場
それでは、男女共通料金の結婚相談所の相場を見てみましょう。
- 入会金(登録料):3万円~10万円前後
- 月会費 :1万円~1万5000円
- お見合い費 :5000円~1万円/1回
- 成婚料 :0万円~30万円
上記に挙げた費用のほか、結婚相談所によっては、パーティー参加費用やコンサル料(相談料)がかかるケースもあります。また、コースがいくつか設けられていて、料金に比例してサービス内容が上がっていく場合も。最も注意したいのが、入会時に最低契約年数が決まっていて、途中退会すると違約金がかかるケース。入会時には、利用規約をしっかりと確認しましょう。
まとめると、入会金と初月の月会費を合わせた初期費用は10万円前後。1年間フルで活動した場合の相場は、20万円~30万円ほどになると言えそうです。
結婚相談所を安く利用したい女性が、選ぶべきサービスは?
一般的な結婚相談所の料金相場は、年間20万円~30万円。さらにハイスペック男性に特化した結婚相談所では、年間40万円前後の費用がかかります。どちらにせよ、なかなか決心のいる金額ですよね。
とは言え、低価格のアプリやサイトでは叶わない“本気の出会い”を実現するなら、断然結婚相談所がおすすめです。男女ともにある程度の費用がかかるからこそ、遊び半分や冷やかし半分の会員はいません。
では、「適正な料金で、欲を言うならより安く結婚相談所を利用したい……」そんな女性の希望を叶えるサービスはあるのでしょうか。結婚相談所の各スタイルと、適しているタイプを挙げてみます。
結婚相談所には、大きく分けて3つのスタイルがある
結婚相談所には、以下のような3つのスタイルがあります。どれかひとつのスタイルに特化した結婚相談所もあれば、いくつかのスタイルを持ち合わせてコース設定している結婚相談所もあります。自分はどのタイプが合っているのか、ぜひチェックしてみてください。
【1】仲人型
結婚相談所と聞いて、一番に思い浮かぶカタチかもしれません。その名の通り、会員一人ひとりに仲人がついて、希望に合う相手の紹介やアドバイスを受けられるサービスです。
事前に希望条件や価値観、恋愛対象になりうる人物像などを伝え、マッチしそうな人を毎月数名紹介してもらえます。また、お見合いのセッティングやデートのフィードバックなど、手厚いサポートを受けられる点がメリットです。
- こんな女性におすすめ!
自分自身のことをきちんと理解してもらえた上で紹介を受けられるのが、仲人型のポイント。相手の顔や身長、年収や婚姻歴など、強いこだわりがある方におすすめです。また、活動サポートもしてくれるため、恋愛にあまり自信がない方も安心できます。
【2】データマッチング(店舗型)
会員情報の提供をメインサービスとしているのが、データマッチング型。プロフィールや自己PRなどのデータにマッチする人材を紹介され、その後は本人同士が連絡を取り合います。店舗型の場合、店舗に通い、定期的にカウンセラーと面談しながらマッチする人材を探す仕組みです。
- こんな女性におすすめ!
ルックスよりも、年収や婚姻歴などの情報を重視したい方におすすめです。店舗に通い、カウンセラーと対面で相談しながら相手を見極められるのが店舗型の特徴。スピードはそれほど重視せず、じっくりと恋愛・婚活を進めようとしている方に向いているでしょう。
【3】データマッチング(インターネット型)
ここ数年で圧倒的に増えているのが、インターネット型のデータマッチング。インターネット上で提供された会員情報から、利用者自らマッチする相手を探します。登録した条件に沿って機械的に相手を紹介される仕組みです。
- こんな女性におすすめ!
直接対面での仲人やカウンセラーのサポートはないですが、メールや電話でのサポート体制は万全で、大規模な会員システムを持っている点が特徴です。こちらも、見た目よりも年収や婚姻歴などの情報を重視する方におすすめです。また、基本的には自分で婚活を進め、望んだときだけサポートしてほしいという方にマッチします。
結婚相談所を安く利用するには?
料金としては、手厚いサポートのある仲人型が一番高く、次いでデータマッチング(店舗型)、データマッチング(インターネット型)の順になります。
結婚相談所を、料金だけで選ぶことはおすすめしません。自分の志向性に合った結婚相談所を利用しなければ、結果的に無駄なお金を払っただけになる可能性があるためです。
たとえば、自分の好みや、見た目にこだわりが強い方が、低価格に惹かれてデータマッチング型の結婚相談所に登録したとします。ところが、データベースから見た目や性格をうかがい知ることはできず、なかなか理想の人に出会えない……という可能性もあるためです。こうなれば、結局費用は無駄になってしまいます。もし、仲人型の結婚相談所を使っていれば、仲人が自分の好みを理解して、厳選した相手を紹介してくれたかもしれません。
つまり、自分のタイプを把握した上で適した結婚相談所を選ぶこと。これが結局、一番料金をおさえられる方法だと言えるのです。
低料金×高品質な結婚相談所がある
なるべく費用を抑えつつ、婚活したい方に最適なのが、『エン婚活エージェント』。各スタイルのメリットを融合しながらも、低価格を実現したオンライン型の結婚相談所です。
男女共通料金で、業界最安値
『エン婚活エージェント』では男女共通料金、さらに相場より低価格でサービスを提供しています。以下が、費用の一覧です。
- 入会金(登録料):9800円
- 月会費 :1万2000円
- お見合い費 :0円
- 成婚料 :0円
料金設定はシンプル
『エン婚活エージェント』は、お見合いごとにかかる“お見合い費”、結婚やお付き合いが決まったときにかかる“成婚料”などは一切設けていません。また、退会時の手数料もナシ。単一コースなので、コース選びに悩む必要もなく、シンプルに始められる点が特徴です。
高いサービスレベルを維持
料金が安いと、心配なのはサービスの質。『エン婚活エージェント』はオンライン型なので、店舗の賃料や運営費用がかかりません。そのため、低価格で他の結婚相談所と同等、もしくはそれ以上のサービスを提供することができるのです。
「なるべく費用を抑えて婚活したい」「費用の心配をせずに、こだわって相手を探したい」。そう考える方は、『エン婚活エージェント』を使ってみてはいかがでしょうか。
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