料理編
この人と結婚したら、愛情豊かで健康な生活が送れそう。 そんな想像をかき立てる家庭料理のコツを学ぶ。

この人と結婚したら、愛情豊かで健康な生活が送れそう。 そんな想像をかき立てる家庭料理のコツを学ぶ。 メイン画像の枠線

浅倉ユキ(あさくら・ゆき)
ベジタブル料理教室another~kitchen(アナザーキッチン)」を主宰

料理にはエンタテインメント性を持たせよう

 豊かな暮らしは、楽しい部分だけでなく、炊事、掃除、洗濯など地道な家事に支えられています。逆に言えば、そうした家事がちゃんとできていなければ、心地いいライフスタイルは成り立たないわけです。

 婚活は、結婚を見据えてパートナー探しをする場。「この人と結婚したら、健康的でクオリティー高い暮らしが保てるんだな」ということを、男性にいかにイメージさせるかが大事です。とすれば、「家事はしかたないからやっている人」よりも、「一緒にいる相手の気持ちを汲み、愛情込めて家事を楽しんでいる人」と暮らしたいと、どんな男性も思うのではないでしょうか。

 先ほど列挙した家事のなかで、料理は少し特別なものです。洗濯や掃除、整理整頓などは、ある程度決まりに沿ってやるものです。やり方をコロコロ変えられるのも困ります。でも料理は唯一、毎日変えてもいい。変化があることで、暮らしにエンタテインメント性を持たせることができるんですね。

「あなたの好きな唐揚げを作ったよ」

「もう夜も遅いから、軽いものにするね」

 そんなふうに、旦那さんをはじめとする家族の嗜好や体調を思いやったり、食べるときの状況に合わせたりして作ることができれば、「家に帰るのが楽しみ」「明日の朝ごはんが待ち遠しい」と思ってもらうことができます。

 料理は他の家事よりずっと愛情を込められますし、それがダイレクトに伝わるものでもあります。女性らしい気遣いや思いやりを、料理を通して提案する。そうした家庭的な一面が垣間見える女性は、やはり魅力的だと思います。

 

なぜ家庭料理が大切なのか

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 クッキングスクールやパン教室などで“本格的に”料理を習っているという方もいらっしゃいます。自慢料理は、生のハーブをたくさん使ったタイ料理の一品だったり、こだわりのライ麦で焼いたライ麦パンだったり。それもすばらしいことですが、自宅で家族と囲む食卓にのぼるのは、毎回毎回材料費も手間もかかる“おもてなし料理”ではないはずです。

 実際、家庭で毎日変わったものが食べたいという男性は多くないでしょう。家で食べたいのは、おいしくて栄養バランスのいい、ふつうのごはん。ビタミンやミネラル、食物繊維など不足しがちな栄養を補充でき、健康にも家計にもやさしい家庭料理こそが、長い結婚生活を見据えると大切になってきます。

 リッチなものは外でいくらでも食べられる時代です。また、共働きで夫婦ふたりだけの家庭であれば、平日はお互い仕事が忙しくてなかなか家で食べられないかもしれません。けれど、外食続き、ごちそう続きでは胃も疲れるし、健康面も心配です。

 若くて健康なうちは、「夫婦ふたりだから、ずっと外食でも構わない」という考え方もあるでしょうが、年を取ってきたら、たとえば外食した翌日は家で軽いものを食べたい、ちょっと疲れ気味だから家でリラックスしてヘルシーなものを食べたいといった欲求が、どうしても湧いてきます。

 そんなとき、週末だけでも野菜中心のおいしいメニューでデトックスできたら、生活の質はぐっと上がります。料理を作って味わって……を一緒に楽しめるとステキですね。家で過ごす時間をハイクオリティーにするために、ぜひ健康的な手料理を勉強してください。

 

婚活のために習うべきは、野菜料理

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 エン婚活の講座で私が教えているのは、野菜料理です。「なぜ野菜料理なの? 男性が好きなのは肉料理じゃないの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

 野菜料理にフォーカスしているのは、結婚して長く一緒に暮らしていくにあたって、大事な夫や家族の健康を、食でサポートすることがとても大事だと思うからです。

 ランチの定食屋でも夜の居酒屋でも、肉料理は食べられます。また、肉はパックから出して焼いただけでもそこそこおいしいですし、魚は干物や漬け魚を焼くだけ、買ってきたお刺身を並べるだけでもいいので、習わなくてもできますよね。

 その点、適当に切ってドレッシングをかけただけでは箸が伸びないのが、野菜料理です。男女ともにおいしいと感じる、サラダ以外の野菜料理のレパートリーがたくさんあると、男性の胃袋をつかめるのはもちろん、ヘルシーでおいしい料理が作れる妻になれるというアピールにもなります。

 男性で、ふだん外食一辺倒だから全然料理をしないという人も、少し料理を覚えると婚活にいい効果があるように思います。ただ「うちに遊びに来ない?」と言っても警戒されますが、「アボガドとトマトのパスタを、僕が料理するから、食べに来ない?」と言えば、家にも誘いやすいですよね(笑)。

 

料理は、誰にとっても一生役に立つ技術

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 聡明な現代女性たちは、みなさん、何かしら資格の勉強やお稽古事などをされているでしょう。ただ、料理ほど、誰にでも喜ばれて、一生役に立つ技術はなかなかありません。なかでも野菜料理は、毎日の暮らしにおいてとても有用性が高いものです。

 料理は手仕事ですから、本で見ただけではなかなか身につきません。現代なら動画を見たり、単発でもいいので家庭料理を学べる教室に習いに行ってみるなど感覚をつかむ方法はいろいろあります。最初はうまくできなくても、実際に作って食べてという経験を増やしていくと、必ず上達します。実践あるのみです。

 初心者ほど、基本を忠実に守るのが大事。勘に頼らず、「きちんと計量する」「タイマーを活用する」を守って、レシピ通りに作ってみましょう。私のレシピは、材料や手順などの部分をとても明快にしてあります。塩少々ではなく小さじ1と具体的な数字で示し、茹でるときにふたをするかしないかなども書き添えてあります、料理に自信のない人にもわかりやすくなっているので、動画や講座の中でのレシピはぜひ活用してみてください。

 基本通りにできるようになったら、「彼はツナが好きだから、プラスしてみようかな」とか「ツナ缶の油が入る分、いまのレシピからオリーブオイルは抜こう」など、材料や調味料を工夫し、自分の家の味にしていくとなおいいですね。ふたりの好きな味に変えていくのが、お料理の楽しいところです。

(※必要なら、最後にレシピをいくつか、つけてもよいと思います。いただいた資料に、「豆乳ビシソワーズ」「アボカドそうめん」などがありました)

 

料理を、暮らしの真ん中に

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 料理研究家でも、野菜料理に特化して話せる人は多くありません。でも私が得意なのは野菜料理。動画ではそれをおいしく作るための基礎知識をしっかり説明しています。講座を通して、野菜をどんなふうに扱えば栄養価高く、素材の味を引き立てて料理を仕上げることが可能なのかを理解していただけると思います。料理は、年を取っても家族が増えても一生使える技能。この講座を入り口に、「料理は大変」と思わなくなっていただけるはずです。

 結婚はゴールではなく、長く続くもの。「おいしいね」と一緒に食を楽しむ生活や、「ごはんつくっておいたよ」というメッセージはあたたかなコミュニケーションになります。暮らしの真ん中に料理がある幸せを、リアリティーを持ってつかまえていってください。

 

 

【講師紹介】

ゆるベジ料理研究家

【経歴】

あさくら・ゆき 1974年生まれ。東京・吉祥寺で、肉・魚・卵・乳・砂糖・みりん・酒・ブイヨン・だしなど一切使わないベジタブル料理教室「another~kitchen(アナザーキッチン)」を主宰するほか、出張料理教室を開催したり、助産院や保育園での講演、医療従事者専門のセミナーなどでも講師を務める。通称“あな吉”さん。2女1男の母。

著書に『あな吉さんのゆるベジ10分レシピ』『あな吉さんのゆるベジ料理教室』『めくって決める!  今日の野菜ごはん あな吉さんのゆるベジ』ほか多数。

料理のほかに、暮らしを楽にする「あな吉手帳術」を考案。ユーザーは1万人以上。
Blog http://s.ameblo.jp/yuki-asakura/

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