「結婚相談所って自分の希望する年齢層の人はいるのかな?」「自分は年齢が高すぎやしないだろうか」と相談所の利用をためらってはいませんか。
今回は主要な結婚相談所の利用者年齢データの比較をはじめ、年齢ごとの入会理由、理想の年齢差などを調査しました。あなたの希望に合った結婚相談所選びの参考にしていただければ幸いです。
結婚相談所利用者の年齢層を調べてみました
比較対象としたのは、大手結婚相談所「パートナーエージェント」「IBJメンバーズ」「オーネット」「ツヴァイ」「エン婚活エージェント」の5社。大体1万人~6万人の間の会員数です。とはいえ、休眠状態になっている会員も含めた数字になっている会社もありますので、参考程度とご理解ください。
男女会員比率はどうなっている?
男性比率で見ると、
オーネット:55%
ツヴァイ:50%
エン婚活エージェント:49%
IBJメンバーズ:40%
そこまで大きな差はありませんが、この中ではIBJメンバーズの女性比率の高さが目立ちますね。
気になる年齢層は・・・
1位:30代
2位:40代
3位:50代
4位:20代(50代と僅差)
圧倒的に高い年齢層は30代。続いて、40代、50代、20代の順になります。ただ、50代と20代の差はほとんどない模様。20代が3位に入っている結婚相談所もあるようです。
20代が中心と言われている、婚活パーティーや婚活サイト・アプリなど他の婚活サービスと比べると結婚相談所の方が年齢層が高い傾向があります。それは結婚への本気度が高い人の方が、結婚相談所に登録する傾向が強いからです。
結婚相談所別ごとの男性・女性の年齢層は?
結婚相談所の大手5社の会員データを男性、女性それぞれの年齢層を比較してみました。
<男性会員>
パートナーエージェント:20代7%、30代46%、40~45歳25%、46歳以上22%
IBJメンバーズ:20代8%、30代51%、40~45歳23%、46歳以上18%
オーネット:20代10%、30代40%、40~45歳25%、46歳以上25%
ツヴァイ:20代5%、30代28%、40~45歳34%、46歳以上33%
エン婚活エージェント:20代7.2%、30代42.2%、40~45歳25.5%、46歳以上25.1%
という結果に。女性の方は希望する年代が多い結婚相談所を利用するといいでしょう。
<女性会員>
パートナーエージェント:20代19%、30代61%、40~45歳16%、46歳以上4%
IBJメンバーズ:20代22%、30代61%、40~45歳13%、46歳以上4%
オーネット:20代17%、30代53%、40~45歳17%、46歳以上13%
ツヴァイ:20代12%、30代46%、40~45歳27%、46歳以上15%
エン婚活エージェント:20代19.8%、30代59.0%、40~45歳15%、46歳以上6.3%
若い女性を求める男性の方なら、パートナーエージェント、IBJメンバーズ、エン婚活エージェントが狙い目でしょう。
男性と女性で会員データを比べて見ると、男性の中心は40代以降、女性の中心は30代と差があります。女性は「子どもが欲しい」という意欲が強く、またタイムリミットも意識しているため、このような傾向になっていることが考えられるでしょう。
▶年齢層のバランスは?エン婚活エージェントの会員データはこちら
みんなが結婚相談所を使っている理由は?
全年齢に言えることは、当然ながら「結婚したい」という人だけが集まるということ。大手結婚相談所は、入会時に独身証明書などの各種書類を提出させることを義務づけていることがほとんどです。「遊び目的」の既婚者は存在しないということ。安心できますね。では具体的にどんな方がどんな理由で使っているのか、リストアップしてみました。
恋愛に奥手なタイプ、出会いのない職場に悩む20代
「恋愛に奥手なタイプで、異性とのコミュニケーションが苦手だから。」
「異性がいない(もしくは非常に少ない)職場環境で、自然な出会いがないから。」
異性のいない職場といえば、男性なら製造、建設、運送業界などに多く、女性なら保育士、看護師、エステティシャンなどに多いですね。
気づいたら周りがみんな結婚してしまっていた30代
「長く付き合った人と別れてしまった。周りを見渡したら、みんな結婚している人ばかり。自然に出会えていた数が激減したから。」
「若い頃は仕事にのめり込んでしまい、恋愛している暇がなかった。そろそろ結婚するか…と思った頃にはもう、出会いもなくなっていたから。」
「20代のときはそうでもなかったが、30代になって子どもが欲しくなったから。」
「自分で出会いの場に行くのも、自力で相手を探すのも面倒だから。」
将来を憂い、やっぱり結婚したい40代
「離婚してしまった。同年代の出会いはもちろんないから。」
「1人で生きていこうと決めたものの、やはり一緒にいられる人が欲しくなってきた。」
「将来を見据えて、経済的な安定が欲しいから。」
「家族を養える年収になり、やっぱり結婚したいと思うようになったから。」
結婚相談所を利用して同じ理由で探している方に出会えたなら、共感し合い、話も弾むかもしれません。また、お相手を引っ張っていくのが得意な方なら、奥手なタイプが。誠実、堅実な方がお好みなら、長年付き合っていた人と別れたという方が狙い目かもしれませんね。(需要と供給のバランスが取れた人となら、うまくいく可能性が高いです。)
もちろん、上記の内容は年齢別に傾向として多かった理由を分類しただけ。年齢問わずさまざまな方がさまざまな理由で利用していますので、「この年代だから、こんな理由で活動しているのか」と早とちりしないようご留意ください。
結婚するなら年の差はいくつまで?
大手結婚相談所パートナーエージェントが440名の男女に実施した「年の差婚」アンケートを見てみましょう。「相手が年上の場合、何歳まで許容できるか」と聞いたところ、男性は「0歳」差が最も多く26.4%、女性は「5歳」差が31.4%と最多となっています。
反対に相手が年下の場合は、男性が「5歳」差25.9%、女性は「0歳」差21.4%という回答となりました。男性は5歳年下女性(25.9%)、女性は5歳年上男性(31.4%)に人気が集まっています。男性は年下の女性に若さを求め、女性は年上の男性に年収などの経済力や懐の深さを求める傾向にあるということが分かります。利害が一致していると言えるでしょう。
何歳と何歳が結婚している?
結婚相談所の成婚実績でいうと、やはり30代同士。その中でも30代後半の男性と30代前半の女性が成婚になることが多い傾向にあります。とはいえ、20代でも40代でも50代でも成婚をしていますし、芸能人の方々でも実績があるように、10歳以上離れたカップルもいますからね。とはいえ、若い方のほうが成婚率、成婚までのスピードが早い傾向にあります。
またアンケートによると、25歳~29歳の女性は、4~6歳上の男性が理想と考えているのが40.0%。しかし7歳以上も上の年齢になると、14.5%になります。結婚相手やお見合い相手はじっくり決めることが大事ですが、活動は早いうちにしておくのが得策と言えそうです。「今」があなた史上一番若いわけですから。
年齢別に見る結婚相談所
各年代で結婚相談所の活用方法や、活動方法は異なるもの。それぞれの年代別で調べるにはこちらから。
▶30代の婚活なら結婚相談所が正解!先輩たちの体験談から学ぶ賢い生き方
オンライン結婚相談所「エン婚活エージェント」で活動している人の年齢層は?
エン婚活エージェントでは、会員相互紹介プラットフォーム「コネクトシップ」をはじめ、JBA(日本結婚相談協会)、TMS(全国結婚相談事業者連盟)にも加盟しています。紹介可能人数は、業界最大級規模の約18.7万人です(すべてのデータベースを利用した場合)。
年齢層は、男性だと36歳~40歳、女性だと31歳~35歳が最多。男性、女性ともに30~40代の方が多く活動されており、近年は20代の会員様も増えています。男性のほうが女性よりもやや年齢層が高い傾向にあり、男性は5歳下、女性は5歳上が理想という前述のアンケートと合致しています。
オンライン結婚相談所であるエン婚活エージェントでは、希望の年齢や価値観に合う方を毎月6名以上紹介しています。もちろん本人証明100%のサービス。専任アドバイザーからのサポートもつき、結婚相談所ならではのサービスはそのままに、業界平均の1/10の価格ではじめられ、1年間活動したとしても業界平均の約1/3の費用で活動可能です。(コネクトシップデータベースのみの場合)
年齢は大事ですが、とらわれ過ぎないで
今回は年齢別での結婚相談所の登録者数、それぞれの利用理由、理想の年齢差などを紹介しました。
とはいえ、年齢層にこだわりすぎるあまり、成婚に結びつかないケースもあります。まずはあなたが結婚相手やお見合い相手に求めるものを明確にすることが大切です。
もしかしたら、年齢はそこまで優先順位が高くないかもしれませんよ。お相手の年齢にとらわれ過ぎず、色んな方との出会いを大切に、結婚活動を頑張ってくださいね。